ABOUT U-FINO
U-FINOについて
うめきた地区は、西日本最大の交通ターミナルであるJR大阪駅と業務商業機能の一大集積地である梅田地区に隣接する稀有な立地ポテンシャルを有しており、2013年に開業した先行開発区域(グランフロント大阪)は、知的創造・交流の場となる「ナレッジキャピタル」をはじめ、業務・商業機能などの高度な都市機能の集積を実現している。
新たにまちびらきをひかえているうめきた2期地区では、「大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会会議 大阪駅周辺地域部会」において策定された、まちづくりの目標『「みどり」と「イノベーション」の融合拠点』(世界の人々を惹きつける比類なき魅力を備えた「みどり」と、世界をリードする「イノベーション」を生み出す都市機能との融合拠点)の実現をめざし、「うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会(以下、「推進協議会」という。)」を官民が連携して設立し、イノベーション創出に向けた先行的取組みなどの活動を展開してきた。
新産業創出のテーマとして「ライフデザイン・イノベーション」を掲げるうめきた2期のビジョンの実現には、これまで以上に強固な産学官連携が必要なことから、今回、これまでの推進協議会の活動から得られた知見等を継承し、イノベーション創出を推進するための中心的な役割を担う組織として、関西経済連合会・大阪商工会議所・大阪府・大阪市ならびに2期開発事業者が官民一体となって一般社団法人うめきた未来イノベーション機構を設立するものである。
当組織は、「社会課題の解決や新産業創出に向けて、情報・人・技術などをうめきた2期に集めることで、新しい製品・サービスやビジネスが生まれるエコシステムを構築し、大阪・関西におけるイノベーション創出を推進する」というビジョンのもと、参画機関の持つネットワークやノウハウ等の強みを共有しながら、多様なシーズと支援リソースを繋ぎ、イノベーションの事業化を支援するハブ機能を発揮し、エコシステムの強化を図っていくものである。
また、当組織の活動を通じ、先行開発区域を含む様々な取組と連携を図っていくことで、うめきた地区全体が、産学官の垣根を超えたオープンイノベーションを促進し、関西のみならず我が国の新産業創出、国際集客・交流及び人材育成に貢献する、新たな国際競争力を獲得するイノベーション拠点として成長・発展していくことに寄与していくものである。
2022年9月13日