Ecosystem Link presented by It's Sta.とは?
Ecosystem Link(エコシステムリンク)では、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.(イッツステーション:Innovators & Trailblazers Synergy Station)において、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行います。
今回のテーマは「大阪・関西×福岡」でお届けします。
九州を代表するのスタートアップ都市である福岡と大阪・関西のスタートアップ・エコシステムに焦点を当て、今後の連携・共創の可能性を探ります。福岡では、全国に先駆けてスタートアップフレンドリーな制度や環境が整備されてきました。市や県による積極的な支援施策に加え、地場企業や支援機関、大学・研究機関など多様なプレイヤーが連携し、地域に根差したスタートアップ支援の仕組みが築かれています。
Session1では、"官"による福岡の支援体制やエコシステム形成の要素に焦点を当てます。Session2では、福岡の民間企業による共創や支援の事例を通じて、地域とスタートアップが共に成長する仕組みを深掘りします。そしてSession3では、関西での顧客獲得や事業拡大を目指す福岡発スタートアップや福岡でもチャレンジしていきたい関西発スタートアップが登壇します。大阪・関西と福岡、それぞれの強みと挑戦を"ごちゃまぜ"にすることで、地域を越えたイノベーションの兆しが生まれる場にぜひご期待ください。福岡・九州にゆかりのある方もぜひご参加ください!
Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらき以降、中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第2、第4火曜日に定例開催してまいります。イベント会場では、ネットワーキングエリアを併設いたします。入退場は自由ですので、登壇者および参加者との交流もお楽しみください。
Fukuoka INNOVATION NIGHT in Umekita(EL#28) 概要
◆日時:2025年5月27日(火)16:45-20:30
※開始30分前から会場入室可能です。
◆場所:グラングリーン大阪 北館 JAM BASE4階 Syn-SALON(アクセスの詳細はこちら!)
◆参加費:無料 ※要事前申込、名刺をご持参ください
◆定員:100名 ※時間中入退場可能
◆主催:一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)
▶参加対象:
成長したいスタートアップ企業の方
スタートアップと共創したい事業会社の方
新規事業を検討/実行している方
士業、金融機関、支援機関の方
<当日プログラム(予定)>
16:30 受付
16:45 オープニング、U-FINOおよびIt's Sta.の紹介
17:00 Session1:行政と民間の"共創力"──福岡に学ぶ、支援エコシステムのあり方
18:10 Session2:福岡エリアの"民"によるスタートアップ支援・共創
19:10 Session3:福岡および大阪・関西のスタートアップによるピッチ
20:00 名刺交換会・交流会
20:30 終了
※プログラム内容や時間は変更となる可能性がございますので、ご了承ください。
Session1:行政と民間の"共創力"──福岡に学ぶ、支援エコシステムのあり方
福岡市のスタートアップエコシステムを語る上で欠かせないのが、行政や支援機関による強力なバックアップです。本セッションでは、福岡市・Fukuoka Growth Next(以下、FGN)といった多様なプレイヤーが一堂に会し、それぞれの立場からスタートアップ支援の取り組みや現場で見えてきた課題・可能性について語ります。"なぜ福岡に挑戦者が集まるのか?"その根幹にある官の仕組みに迫ります。
<登壇者(予定)>
藏滿 渓 氏(福岡市 経済観光文化局 創業推進部 創業支援課 創業支援係長)
業務内容:
官民共働型のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」とスタートアップカフェの運営などの創業支援事業に係る企画及び調整
プロフィール:
2009年福岡市役所入庁。2019年より福岡市のグローバルスタートアップ推進担当として、福岡スタートアップの海外展開支援および海外スタートアップの福岡進出支援に取り組む。2020年からは2年間、経済産業省に出向し、「グレーゾーン解消制度」など、企業の新規事業において課題となる規制の緩和に関する制度運用を担当。2022年に福岡市へ帰任後は、引き続きグローバルスタートアップ推進業務に従事し、国際的なスタートアップ支援ネットワークの強化及びグローバルスターアップカンファレンスの開催を担当。2025年からは、福岡市のインキュベーション施設「Fukuoka Growth Next(FGN)」の推進担当として、スタートアップの成長支援に注力。
池田 貴信 氏(有限責任事業組合福岡市スタートアップ支援施設運営委員会 / FukuokaGrowthNext運営委員会事務局 事務局長)
業務内容:
官民共働のスタートアップ支援施設、「FukuokaGrowthNext」で、起業からIPO支援まで、一気通貫支援を実施。福岡を代表するスタートアップ創出に向けて、スタートアップに寄り沿った支援を実施。
プロフィール:
1977年生まれ、山口県防府市出身。福岡教育大学教育学部を卒業後、財団職員として市民体育館でスポーツ指導員に従事。その後、不動産業界に転身し、ラフォーレ原宿・小倉、森ビル株式会社(表参道ヒルズ)での商業施設運営経験を経て、2008年に福岡地所に入社。福岡地所では商業事業部を皮切りに、社長室、福岡リアルティでのキャナルシティ博多再構築プロジェクト、開発事業本部でのロードサイド商業開発などを経験。2017年のFukuoka Growth Nextの立ち上げに副事務局長として携わり、2022年8月からは事務局長として従事。スポーツ指導から不動産開発、そして現在のスタートアップ支援まで、幅広い経験を活かし、新たな価値創造に取り組んでおります。
徳永 博昭 氏(グローバルコネクト福岡 ディレクター)
事業内容:
福岡県内のスタートアップ・ベンチャー、中小企業の①資金調達、②ビジネスマッチング、③海外展開支援、④人材マッチングをワンストップで行います。
プロフィール:
1978年、大分県生まれ。2000年に福岡県入庁。入庁後は、土木事務所での用地交渉、空港部署でのエアポートセールス、大阪事務所での企業誘致、米国シリコンバレー事務所での県内企業の海外展開支援などを経験。本年4月にスタートアップ推進課配属となり、5月14日にオープンした福岡県設置のスタートアップ支援拠点「グローバルコネクト福岡(通称:グロコネ)」のディレクターに着任。
松尾 雄介 氏(Venture Café Fukuoka・ディレクター)
業務内容:
多様なイノベーターが集い、繋がり、新たな学びや出会う毎週木曜日のイベント「Thursday Gathering」の企画、運営
プロフィール:
2013年、福岡市役所入庁。主にスタートアップ支援業務を歴任。官民共働型のスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」の運営支援をはじめ、欧米を中心としたスタートアップのビジネス展開支援業務や国内外スタートアップイベントのプロジェクトコーディネートを担う。2024年6月より現職。福岡のイノベーションエコシステムの発展に寄与すべく、毎週木曜日に実施するThursday Gatheringの運営を推進している。Session2:福岡エリアの"民"によるスタートアップ支援・共創
行政に加えて、福岡では民間企業によるスタートアップ支援も進化を遂げています。Session2では、TOPPAN株式会社が取り組む「シンケツゴー!フクオカ」やオープンイノベーションプログラム「co- necto」のプロジェクトなど、これまでの教訓とこれからのスタートアップとの関わり方について赤裸々に伺います。また、FGNの立ち上げと運営に尽力してきた福岡地所株式会社にて新規事業開発、スタートアップ投資に取り組む事業創造部長にも登壇いただきます。 民間企業の生々しい挑戦の裏側と、民間企業がどのようにエコシステムを形成しているのかを知っていただく機会になりますので、ぜひご参加ください。
<登壇者(予定)>
石本 康久 氏(TOPPAN株式会社 九州事業部 企画販促本部 SI事業推進部 チームリーダー)
2007年の入社以来史跡VRアプリや自治体の観光およびブランド戦略策定コンサルなど、同社内における様々な新規事業を立ち上げる。その実績がきっかけとなり2021年よりスタートアップ、民間事業会社とのオープンイノベーションによる新事業創出に従事。2017年から行っているOIプログラム「co-necto(コネクト)」の事業責任を、ベンチャークライアント等取り入れながら早期の事業創出に向けてチャレンジしている。最近では各事業会社の事業創出の伴走支援領域も担っており、BtoB事業会社という立ち位置でのスタートアップエコシステム構築に従事している。
内田 雄一郎 氏(福岡地所株式会社 事業創造部長 Fukuoka Growth Nextシニアアドバイザー)
1976年、福岡市出身。外資系飲料メーカーでのマーケティング経験を皮切りに、経済団体にて政財界ネットワークの構築に従事。その後福岡地所に入社し、賃貸事業部でのオフィス運用や開発事業部ではパークPFI公募への対応を手掛ける一方で、官民協働型創業支援施設「Fukuoka Growth Next(FGN)」の立ち上げに尽力。FGNでは施設運営だけでなく、大企業とスタートアップが協業するオープンイノベーションの推進役として福岡経済界に新たな価値を創出。地域のエコシステムの発展に寄与するコネクターとしての役割を果たしてきた。現在は新規事業開発、スタートアップ投資、そしてFGNオペレーションの統括を担いながら、大企業との協業や地域から次世代を牽引するスタートアップの成長を支援。これらの活動を通じて福岡の経済に新たな活力をもたらし、福岡をさらにクリエイティブでユニークな街に進化させるべく挑戦を続けている。Coming Soon...
<モデレーター(予定)>
垣端 拓海(Creww株式会社)
Session3:福岡および大阪・関西のスタートアップによるピッチ
<登壇スタートアップ(予定)>
・ヨクト株式会社
・IoTヨガマット「yoctoMat」開発とウェルネスDX支援、受託システム開発を行う福岡発スタートアップ
・WALL SHARE株式会社
・大阪発、ミューラル(壁画)プロデュースカンパニー。創業から5年で世界中のアーティストと共に200作品を日本の壁に描く。クライアントは行政から大企業、鉄道会社や海外の政府まで様々。
・ArchiTech株式会社
・「建築が深く愛され、価値や魅力が広く浸透する世の中」の実現に向け、建築を作る / 使う 双方のプロセスを事業領域とし、事業を複数展開。現在は、空間の価値を最大限に引き出す"バーチャル内覧サービス"「ミセルバ」に注力。
河野 敬文 氏(ヨクト株式会社 代表取締役)
25年以上のITエンジニア経験と15年以上のヨガ指導歴を持つ「テクノロジー×ウェルネス」の実践者。富士通、メルカリ等の大規模開発や大学連携プロジェクトを経て、2020年よりIoTヨガマット「yoctoMat」を開発。センシング技術で姿勢解析を行い、離れていても正しいレッスンを提供する新しい体験を提案。国内外のフィットネス業界に向けたDX推進と、エビデンスに基づく健康経営の普及を目指している。
川添 孝信 氏(WALL SHARE株式会社 代表取締役)
大阪体育大学卒業後フォルクスワーゲンの新車営業にて全国セールス販売賞を3度受賞。その後クラウドワークスにて従事し、ベンチャーを共同創業。自身が大好きなカルチャーのミューラルを広めるべく2020年4月WALL SHAREを設立。2児の親父。
遠藤 空瑠 氏(ArchiTech株式会社 取締役)
1998年生まれ、宮城県仙台市出身の27歳。
2013年から国立仙台高専建築デザイン学科に在籍。同校の専攻科を経て2020年に卒業。その後、2018年の設立から関わっていたArchiTech株式会社の取締役に就任し、現在5年目。(会社は7期目。)
大学在学中は
「JIA 公益社団法人 日本建築家協会東北支部 東北建築学生賞優秀賞」
「デザコン2018 北海道 本選進出」
等のデザインコンペを複数受賞するなど、主に建築の「ハード」としての側面について研究。
現在は、建築の運用や会社経営を含む「ソフト」の側面を追究するために、COOの役割で事業運営を行っています。「ミセルバ」事業では制作の総指揮を担っています。
将来的にはまた建築業界に戻り、建築のハードとソフトの両面からアプローチできる建築設計事務所を立ち上げるべく、日々奮闘しています。
趣味は、料理と映画鑑賞、PCゲームの超インドア派人間です。Coming Soon...