2025/7/8(火)「Hokkaido INNOVATION NIGHT in Umekita（Ecosystem Link#30）」を開催します！

EVENTS

開催イベント

2025年6月18日

Ecosystem Link presented by It's Sta.とは？
Ecosystem Link（エコシステムリンク）では、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.（イッツステーション：Innovators & Trailblazers Synergy Station）において、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行います。

今回のテーマは「大阪・関西×北海道」でお届けします。
豊かな資源と独自の文化を育む北海道と、多様な産業と都市機能が集積する大阪・関西。両地域には異なる強みと個性がありながら、地域に根差したスタートアップ支援や社会課題への取り組みにおいて、多くの共通点と補完関係が見られます。今後、両地域がどのように連携し、共創の可能性を広げていけるのか──そのヒントを探ります。

Session1では、行政・地域企業・メディアといった多様なプレイヤーが関わる北海道の「食」産業の現在地と、地域資源を活かした産業づくりの可能性を掘り下げます。Session2では、世界のフードテックトレンドや投資動向と北海道の現場を重ね合わせながら、地域発スタートアップが挑むべき次の一手を探ります。Session3では、札幌で育まれてきた市民参加型フェス「NoMaps」に焦点を当て、行政と民間の"越境的な共創"のあり方をひもときます。そして Session4 では、未来を切り拓くスタートアップによるピッチを実施。北海道に関心のある関西圏の方々はもちろん、地域連携や産業振興に取り組むすべての皆さまにとって、実践のヒントが得られるプログラムです。ぜひご参加ください！

Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらき以降、中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第２、第４火曜日に定例開催してまいります。イベント会場では、ネットワーキングエリアを併設いたします。入退場は自由ですので、登壇者および参加者との交流もお楽しみください。

Hokkaido INNOVATION NIGHT in Umekita（EL#30）概要
◆日時：2025年7月8日(火)16:45-20:30
※開始30分前から会場入室可能です。
◆場所：グラングリーン大阪北館 JAM BASE4階 Syn-SALON（アクセスの詳細はこちら！）
◆参加費：無料　※要事前申込、名刺をご持参ください
◆定員：100名　※時間中入退場可能
◆主催：一般社団法人うめきた未来イノベーション機構（U-FINO）
▶参加対象：
成長したいスタートアップ企業の方
スタートアップと共創したい事業会社の方
新規事業を検討/実行している方
士業、金融機関、支援機関の方

＜当日プログラム（予定）＞
16:30　受付
16:45　オープニング、U-FINOおよびIt's Sta.の紹介
17:00　Session1：北海道・札幌の食、これからどうなる？〜行政・企業・メディアで考える未来のカタチ〜
17:50　Session2：アグリ・フードテック最前線！世界の今と北海道のこれから
18:40　Session3：越境と共創──行政と民間の連携が描く、まちの可能性
19:45　Session4：スタートアップピッチ！
20:00　名刺交換会・交流会
20:30　終了
※プログラム内容や時間は変更となる可能性がございますので、ご了承ください。

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Session1：北海道・札幌の食、これからどうなる？〜行政・企業・メディアで考える未来のカタチ〜

北海道の食産業を語る上で欠かせないのが、行政・地域の事業会社・メディアといった多様なプレイヤーによる多角的なアプローチです。一次産業が基盤にある北海道では、「食」をめぐる取り組みは地域経済の中核を担い、DXや情報発信、産業振興など、あらゆる領域と接続しています。
本セッションでは、札幌市経済観光局による政策支援、NTTデータ北海道のDX推進、北海道文化放送の情報発信の取り組みに加え、地域企業の立場から「エア・ウォーターの森」（2024年札幌・桑園に開設されたオープンイノベーション拠点）を起点に、北海道の「食」の現在地と可能性を多角的に掘り下げます。また、登壇者それぞれの視点から、強み・課題・挑戦の方向性を語っていただき、会場全体で「次の一手」をともに考える時間へとつなげます。大阪・関西の皆さんにとっても、地域の特性を生かした連携のヒントが得られるセッションです。ぜひご参加ください！

＜登壇者（予定）＞

堀内　隆広氏（札幌市役所経済観光局産業振興部産業振興課食産業振興担当係長）
注力分野：食産業全般
登壇者プロフィール：
1987年8月札幌生まれ。2010年に札幌市役所に入所。入所後、税務業務、町内会支援業務、経済団体への出向などを経て、今年４月から食産業振興担当係に配属される。現職場では、札幌市内の様々な支援団体や企業と連携して、札幌市の食関連産業の振興（輸出や商品開発の支援など）を行う。まだまだ食分野に関する経験が浅く、勉強の毎日ですが、札幌市・北海道の食の明るい未来のため、精一杯頑張ります！

鈴木　雄二氏（株式会社NTTデータ北海道取締役・法人ビジネス事業部長）
注力分野：DX支援・地域とのリビングラボ活動
登壇者プロフィール：
1970.5 北海道釧路市生まれ。1991.3 釧路工業高等専門学校電気工学科卒。1991.4 NTTデータ北海道の前身となる北海道テクシスに入社。以降、金融機関の勘定系システム構築、大手商社VANシステム構築、大手アパレル企業ECシステム構築　等々に従事。現在は、北海道の各企業様のDX支援やシステム構想策定支援などを行う傍ら、北海道の地域の方々との関わりを持ち、地域活性に繋がる活動や、各社様と連携しながら北海道の社会課題解決のためにできることは何か？を模索しながら活動中。

金井　大悟氏（北海道文化放送株式会社（放送局）新規事業室部長）
登壇者プロフィール：
1976年1月、東京都生まれ。1999年、北海道文化放送（UHB）に入社。札幌本社で広告営業を担当した後、情報番組・バラエティ・ドキュメンタリーなどを手がける制作部ディレクターに。東京支社営業部を経て、2度目の制作部時代には、UHB初のゴールデンタイムのレギュラー番組「発見！タカトシランド」を立ち上げ、チーフプロデューサーとして企画・制作を牽引。その後、編成部、大阪支社長を歴任。2024年4月には「新規事業室」を立ち上げ、専任1名体制で始動。地域の経営者（BOSS）が出演する番組「BOSS TALK」を起点に、共創による北海道地域活性化を目指す任意団体「BOSS TALK友の会」設立に携わる。現在は約48名のBOSSが参加し、自身も事務局員として活動中。「食・観光・海外」領域を中心に、多様なパートナーとの共創によって、新規事業の創出を目指している。

＜モデレーター＞

棟方祐介氏（エア・ウォーター北海道株式会社事業企画部ファシリテーションマネージャー）
注力分野：農食・観光・ヘルスケア
プロフィール：
1979年3月札幌生まれ。
2000年に国家資格：臨床検査技師を取得し、5年ほど医療機関にて従事。主に心電図、脳波、エコー検査などを行う。その後、北海道エア・ウォーター株式会社（現：エア・ウォーター北海道株式会社）に入社。医療部門の睡眠事業の立ち上げに参加。10年ほど現場で睡眠事業に従事した後、在宅医療事業全般の運営管理業務を行う。新たな挑戦として、当時社内公募されていた本社事業企画部に異動し2024年12月札幌市桑園にオープンした、『オープンイノベーション施設：エア・ウォーターの森』のマネージャーとして北海道の社会課題解決のために、奔走しております。

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Session2：アグリ・フードテック最前線！世界の今と北海道のこれから

いま、フードテックやスタートアップの領域においても、北海道のポテンシャルに注目が集まっています。しかし、世界とのギャップや地域特有の課題もまた存在し、その差をどう埋めていくかが問われています。
本セッションでは、Plug and Play Japanによる世界のフードテック投資動向や注目トレンドの紹介と、STARTUP HOKKAIDOによる北海道の支援現場から見た課題と可能性の整理に加え、地域に根ざしながら社会課題の解決に挑む企業の視点として、「エア・ウォーターの森」での実践を踏まえながら、世界のフードテック投資の潮流や注目トレンド、北海道におけるスタートアップ支援のリアルな現場とその課題を交差させながら、「北海道が次に挑むべき領域」について深掘りします。世界から見た北海道の立ち位置、地域でしかできない支援のあり方、そして次世代を担うプレイヤーたちをどう生み出していくか──行政・支援機関・企業それぞれにとってヒント満載のセッションです。どうぞお見逃しなく！

＜登壇者（予定）＞

白川　努氏（STRATUP HOKKAIDO実行委員会一次産業・食領域マネージャー）
プロフィール：
1983年12月札幌生まれ。新卒でシステム会社に入社。その後、農業者だった祖父の影響から北海道農業の現状に触れ、少しでも農業分野に貢献したいという思いで、農業商社に中途入社。経営企画部門を担当しました。2018年からは、スマート農業共同体（通称：SAc）の立ち上げに参画し、スマート農業の現場実装を中心に活動中です。農業者、企業・団体、消費者がつながる場づくりにも取り組んでいます。現在は、SAcの事業を推進する傍ら、北海道の一次産業・食領域におけるスタートアップ支援にも注力しており、STARTUP HOKKAIDOにも参画しています。また、酪農学園大学の客員講師や北海道ハイテクノロジー専門学校の外部評価委員として、次世代の人材育成にも力を注いでいます。

吉岡忠祐氏（Plug and Play Japan株式会社 Food &amp;amp; Beverage Team, Director）
プロフィール：
1986年8月広島生まれ、東京・シカゴ・川崎育ち。小学6年（1997年）頃から、川崎フロンターレのサポーター。高校、大学では囲碁と麻雀に明け暮れるとともに、自ら起業したお茶漬けデリバリー業に勤しむ。大学卒業後、新卒で任天堂に入社し、法務、開発、通訳等に従事。
在籍4年で退職後、私費でIESE Business School（バルセロナ）にMBA留学。スペイン現地で通訳アプリを制作し、起業および売却を経験。
帰国後、アマゾンジャパン、WiL（日系VC）、藤巻百貨店、クックパッド等で主に新規事業やプロダクト開発に従事することを経て、2019年に夢楽堂（プロダクト開発支援業）を創業。その後、夢楽堂の経営と並行して学習塾、AI系SIer等の立ち上げに加え、日系アパレル大手のワールドグループのUS子会社であるOriginal Inc.に副社長として参画。2024年から Plug and Play Japan に Food &amp;amp; Beverage Team の Director としてジョイン。日本における食・農領域を中心とした、オープンイノベーションをグローバル視点で推進。

＜モデレーター＞

棟方祐介氏（エア・ウォーター北海道株式会社事業企画部ファシリテーションマネージャー）

Session3：越境と共創──行政と民間の連携が描く、まちの可能性

北海道を舞台に、クリエイティブな発想や技術によって、次の社会・未来を創ろうとする人たちのための交流の場（コンベンション）としてIT、音楽、映画、コミュニティ...と多様なテーマを横断しながら進化してきたNoMaps。その裏側にある、行政と民間の「越境的な連携」。本セッションでは、NoMapsを支えるキーパーソンに登壇いただき、札幌という都市を舞台に起きている共創の現場を解き明かします。「公共」を再定義する挑戦、その実践と可能性を共有します。

＜登壇者（予定）＞