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開催イベント

2025年7月17日

2025/8/26(火)「Ecosystem Link#33 presented by It's Sta.」を開催します!

Ecosystem Link presented by It's Sta.とは?
Ecosystem Link(エコシステムリンク)では、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.(イッツステーション:Innovators & Trailblazers Synergy Station)において、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行います。

今回のテーマは「大企業発の起業・越境」から切り拓く未来です。
大企業人材の越境的な挑戦が、いま新たなイノベーションの起点として注目を集めています。出向起業、スピンアウト、カーブアウト、side projectなど、企業の枠を越えて実社会に踏み出す人材の動きが加速するなかで、それを支える支援機関や制度設計のあり方も変化し始めています。

Session1では、出向起業や社外兼務型プログラム(side project)を実際に経験した大企業人材のリアルな声を通じて、個人・組織・地域にとっての"越境"の意義を深掘ります。Session2では、出向起業・EIR・スピンアウトの形で挑戦する起業家が登壇し、組織の内と外を行き来する中で見えてきた可能性と課題について語り合います。そしてSession3は、越境人材によるスタートアップピッチ。新しい起業のかたちが社会や産業にもたらすインパクトに迫ります。キャリアの選択肢を広げたい方はもちろん、新たなスタートアップ支援のあり方を模索する支援機関や行政関係者にもヒントとなるプログラムです。ぜひご参加ください!

Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらき以降、中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第2、第4火曜日に定例開催してまいります。イベント会場では、ネットワーキングエリアを併設いたします。入退場は自由ですので、登壇者および参加者との交流もお楽しみください。

Ecosystem Link #33 presented by It's Sta. 概要
◆日時:2025年8月26日(火)16:45-20:30
 ※開始30分前から会場入室可能です。
◆場所:グラングリーン大阪 北館 JAM BASE4階 Syn-SALON(アクセスの詳細はこちら!)
◆参加費:無料 ※要事前申込、名刺をご持参ください
◆定員:100名 ※時間中入退場可能
◆主催:一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)
▶参加対象:
 成長したいスタートアップ企業の方
 スタートアップと共創したい事業会社の方
 新規事業を検討/実行している方
 士業、金融機関、支援機関の方

<当日プログラム(予定)>
16:30 受付
16:45 オープニング、U-FINOおよびIt's Sta.の紹介
17:00 Session1:大手企業×スタートアップの地域内人材流動化の価値とは?関西から始める新たな挑戦 
18:00 Session2:多様な働き方で挑む、大企業の新規事業〜出向起業・EIR・スピンアウトのリアル〜
18:50 Session3:越境人材によるスタートアップピッチ!
20:00 名刺交換会・交流会
20:30 終了
※プログラム内容や時間は変更となる可能性がございますので、ご了承ください。

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Session1:大手企業×スタートアップの地域内人材流動化の価値とは?関西から始める新たな挑戦 

急速な技術革新と市場環境の変化の中で、今なぜ「人の越境」が注目されているのでしょうか。本セッションでは、出向起業と社外兼務型越境プログラム(side project)という異なる越境スタイルを実際に経験した大企業人材の生の声を通じて、その本質的な意味と価値を探ります。個人の成長・組織への還元・新たな協業創出という三つの視点から越境の意義を深掘りするとともに、大手企業×スタートアップの人材交流が地域経済に与える影響について、自治体・支援機関の視点も交えて議論します。関西エリアで始動する新たな越境支援の取り組み事例も紹介しながら、単なる人事制度やキャリア開発を超えて、なぜ越境が個人・組織・地域の変革の鍵となるのか?関西から日本全体のイノベーション創出に向けた展望を共に探りましょう。 

<登壇者(予定)>

井上 裕子 氏(関西電力株式会社 イノベーション推進本部 イノベーション戦略グループ)
新卒で関西電力株式会社に入社後、技術職として火力事業本部に勤務。発電所勤務や火力事業計画、行政対応などの業務に従事。自身の出産・育児体験をきっかけに、2019年社内のSPARK起業チャレンジ制度に応募し、2021年Yaala㈱を設立。産後の家族向け宿泊サービスを
開始。2024年に会社をクローズし、現所属のイノベーション推進本部にて人財育成業務を担当。広島県出身。
吉田 碧生 氏(阪急阪神不動産株式会社 開発事業本部 都市マネジメント事業部 新産業創出・コンテンツ開発グループ FUTRWORKSコラボレーター)
2019年4月に阪急阪神ホールディングス(株)に入社後、阪急阪神不動産(株)に出向し、スタートアップ関連業務に従事。2024年には株式会社ローンディールが運営する「side project」に参画し、本業と並行してスタートアップでの業務経験を積む。現在は大阪・梅田エリアの経済基盤活性化を目的とした新産業創出支援機能の実装に従事しており、スタートアップを主な対象とした誘致活動や自社リソースを活用した実証実験機会の提供、関西企業との協業企画・推進、CVCを活用した国内外スタートアップへの出資及び阪急阪神グループ各企業との協業案件をマネジメントしている。
楠田 武大 氏(一般社団法人関西イノベーションセンター チームリーダー)
熊本県出身。筑波大学大学院修了後、三菱東京UFJ銀行(当時)入社。都内支社、大阪営業本部を経て、社内公募にて現事業に参画。XR・Web3.0・アバター関連PoC、観光マーケティング事業、鉄道連携施策などを担当。
金山 裕喜 氏(一般社団法人京都知恵産業創造の森 スタートアップ推進部 次長)
同志社大学工学部卒業、大阪大学大学院工学研究科を中退後、日亜化学工業株式会社でLEDや半導体レーザーの技術開発に従事。 その後、2013年に京都市役所に入庁。 これまでベンチャー・中小企業支援、創業支援、事業承継、オープンイノベーション、グリーンイノベーション、ソーシャルイノベーションなどを担当。 現在は、スタートアップ支援担当として京都スタートアップエコシステム推進に取り組む。

<モデレーター(予定)>

東 香織 氏(株式会社ローンディール 最高品質責任者 兼 side project事業責任者 )
新卒でブライダル業界に従事した後、株式会社リクルートへ入社、法人営業・営業企画・販促企画、出産育休を経て25名の女性メンバーマネジメントを経験。その後、「日本的な人材の流動化を創出する」というミッションに強く共感し、2020年よりローンディールに参画。レンタル移籍のプロジェクトマネージャーを経て、「side project」の事業責任者。他、複業で経営企画・商品企画等にも従事。
BCMA認定キャリアメンター/Mentor For 公式グループメンター。

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Session2:多様な働き方で挑む、大企業の新規事業〜出向起業・EIR・スピンアウトのリアル〜

本Sessionでは、「大企業における新規事業創出と多様な働き方の活用」をテーマにトークセッションを開催します。
登壇いただくのは、社内起業プログラム「docomo STARTUP」の企画・運営を手がける NTTドコモ 経営企画部 事業開発室 雨宮大地 氏 と、出向起業やEIR(客員起業家)の活用を通じて事業創出に取り組む 南海電鉄 経営戦略室 渡邊理沙 氏。大企業の中で新たな挑戦の芽を育てるには?組織の枠を超えた人材の活用や、柔軟な働き方をどう活かしているのか?現場を知るお二人が、取り組みの裏側やリアルな葛藤、手応えを語ります。社内での新規事業開発に取り組む方、スタートアップとの連携や越境人材の活用に関心のある方にとって、ヒント満載のセッションです。ぜひご参加ください!

<登壇企業(予定)>

  • 株式会社NTTドコモ
    • 社内起業プログラム「docomo STARTUP」の企画・運営

  • 南海電気鉄道株式会社
    • 推進中の各社内発ベンチャーの管理や支援、新規事業創出に向けた社内外に対する施策の実施(社内事業提案制度の実施、オープンイノベーションの実施)、部内における事業探索の推進、CVC連携

<登壇者(予定)>

雨宮 大地 氏(株式会社NTTドコモ 経営企画部 事業開発室 担当課長)
2010年NTTドコモ入社。法人事業部にて音声系ソリューション、医療・介護ソリューションの開発・新規顧客開拓に従事。
2016年に官民人事交流制度で経済産業省に出向、IoT推進ラボ・Connected IndustriesなどのAI/IoT/ビッグデータ活用政策を推進。平成29年度補正予算にて「AIシステム共同開発支援事業(NEDO)」を企画・実行し、先端的なAI技術を保有するベンチャー企業と事業会社の連携によるAIシステム開発及びビジネス化を行う取組を支援。2018年にNTTドコモに復帰、経営企画部にて中期事業計画の策定及び中期戦略実現に向けた施策を推進。2021年7月NTTドコモ・ベンチャーズ参画。投資チームリーダーとして投資戦略の策定・進捗管理および日本・ヨーロッパのAI/ロボティクス、量子、モビリティ、エネルギー分野等DeepTechを中心に投資活動。2024年6月より現職。
渡邊 理沙 氏(南海電気鉄道株式会社 経営戦略室 事業戦略部 主任)
2018年、(株)南海国際旅行(南海電鉄グループ)に新卒で入社。主に大手法人(広告代理店や大学等)への営業に従事し、MICE案件や自社開発のシステム導入の提案等を担当。2021年に、事業創出支援プログラム(社内事業提案制度)の起案者として約1年間自身の案件を推進したのち、当該プログラムの事務局にジョイン。2022年から南海電鉄に専任出向し、社内発ベンチャー(出向起業)の創出やEIR(客員起業家)を活用した社外向けの事業創出等に取り組み、現在は所属部門における事業探索やCVC連携も担っている。

<モデレーター(予定)>
志岐 遼介 氏(Creww株式会社 Business Develoment Dept. 西日本エリマネージャー)

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Session3:越境人材によるスタートアップピッチ!

本セッションでは、企業からの出向起業やスピンアウト・スピンオフにとどまらず、大学・研究機関・行政・NPOなど、多様な組織での経験を経て起業した方々が登壇します。異なるフィールドを越えて挑戦を重ねてきた「越境人材」が手掛ける事業の可能性にご注目ください。

<登壇スタートアップ(予定)>

  •  株式会社GEMBA
    • 弊社は「現場の未来を、共に創る。」を企業理念として、お客様=現場の目指す未来を、お客様自身で実現することを支援する製造現場DXスタートアップです。製造現場で行われている改善・管理業務を効率化しながら、ノウハウを蓄積・活用するDXサービス「GEMBA」の開発・運営しています。

  • 株式会社メドエックス
    • InstagramやTiktokを活用して、職場の雰囲気がわかるショート動画を作成しており、医療機関の採用広報力不足を補う一方で、医療従事者が自分に合う場所を探せる場を提供しています。

  • 株式会社モチベイジ
    • コーチング、業務改善、研修を通じてエンゲージメントを高め、組織の可能性を最大化。生産性向上と幸福感のある働き方を共に創る企業です。

  •  プラウドシンク株式会社
    • LINEを活用したAIチャットボットと顧客データ解析を組み合わせ、カスタマーサポート効率化と売上向上・マーケティングを支援するSaaS型プラットフォームを提供しています。

<登壇者(予定)>

藤井 聡史 氏(株式会社GEMBA 代表取締役)
2010年、(株)デンソーに入社。生産技術として製造部に配属され、自動化・IoT・AIなどの最新技術を活用した工場DX推進に13年間従事。
2022年、自然災害に対する防災テックベンチャーRainTech(株)を兼業で創業、代表取締役に就任。製造現場で活用されているテクノロジーを用いた自然災害に対する防災テックソリューション開発を牽引。2025年、日本のモノづくり現場のポテンシャルの最大化を目指して(株)GEMBAを創業、代表取締役に就任。「現場の未来を、共に創る。」を企業理念に製造現場DXサービス「GEMBA」を開発・運営中。
右高 稜大 氏(株式会社メドエックス 代表取締役)
2019年に製薬メーカーのMRとしてキャリアをスタート。本社戦略部を経て、2024年12月に独立。南海電気鉄道株式会社の社外プログラム制度を活用して、2025年3月に南海電気鉄道株式会社に入社。4月に株式会社メドエックスを出向起業しました。医療業界における人材マッチングに目をつけ、医療業界特化型のSNS採用広報支援サービスを推進中。
清水 崇広 氏(株式会社モチベイジ 代表取締役CEO)
個が輝けば、組織は変わる。これは私たちモチベイジが創業以来掲げてきた強い信念です。働く人が自分の力を信じ、前向きに挑戦できる環境をつくること。その積み重ねがチームを動かし、組織を大きく進化させていきます。私たちはその変化を本気で後押しします。制度や仕組みだけでは人は動きません。大切なのは「人と人との対話」、そして「現場で生まれる小さな変化」です。だからこそ、モチベイジは1on1コーチングや研修、可視化ツール、業務改善を通じて、人が変わり続ける仕組みを提供しています。企業にも社員にも無理なく続く成長を。そして、誰もが心地よく前を向ける職場を。私たちはこれからも「エンゲージメントから始まる未来づくり」を合言葉に、多くの仲間とともに挑戦し続けます。
森 寛太 氏(プラウドシンク株式会社 COO)
京都大学工学部工業化学科に在学中。大学1年次よりAI技術に関心を持ち、自然言語処理やWebシステムの開発を開始。複数のインターン先で、チャットボットや業務効率化ツールの構築し、複数の受託開発も経験。設計から実装、運用まで幅広い工程を経験してきた。特にLINEを活用したマーケティング施策や顧客コミュニケーションを支援する仕組みづくりに取り組み、複数社のプロジェクトで経験を積む。また、開発だけでなく、プロジェクト全体のマネジメントやマーケティング業務も一気通貫で担い、技術とビジネスを横断した視点を磨いてきた。上場企業を含む案件にもPMとして携わり、現在はプラウドシンク株式会社のCOOとしてサービス開発を通じて、顧客体験の向上と事業成長の両立を目指している。

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