Ecosystem Link presented by It's Sta.とは? Ecosystem Link(エコシステムリンク)では、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.(イッツステーション:Innovators & Trailblazers Synergy Station)において、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行います。
今回のEcosystem Linkは、昨年9月6日に先行まちびらきしたグラングリーン大阪の中核機能施設「JAM BASE」の1周年を記念した特別編として、「グローバル × スタートアップ」をテーマにお届けします。 2025年は大阪・関西万博の開催年でもあり、世界から日本への注目がこれまで以上に高まるタイミングです。こうした潮流の中、スタートアップとの共創も、国内にとどまらずグローバルな視点での連携へと広がりつつあります。海外には、日本とは異なる市場環境・ニーズ・技術を持つスタートアップが数多く存在し、それらと手を組むことで、これまでにない価値創出の可能性が生まれています。※本イベントは、9月17日-18日に大阪・関西万博会場内にて開催する「Global Startup EXPO 2025 」、9月16日-17日に大阪駅前のグランフロント大阪にて開催する「Tech Osaka Summit 2025 」のサイドイベントとして実施いたします。
Session1では、各国のスタートアップエコシステムに精通する支援者から最新情報を発信いただきます。Session2では、実際に海外スタートアップとの共創に取り組む国内事業会社をお招きし、連携に至った背景やプロセス、得られた成果と教訓について伺います。 Session3では、グローバル市場に挑戦する意欲的なスタートアップによるピッチを実施。新たな連携の芽を見つける機会としてもご活用いただけます。世界を舞台に、企業とスタートアップがどうつながり、新たな共創を生み出していくのか。国境を越えたオープンイノベーションの現在地と未来を探る場として、ぜひご参加ください!
Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらき以降、中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第2、第4火曜日に定例開催してまいります。イベント会場では、ネットワーキングエリアを併設いたします。入退場は自由ですので、登壇者および参加者との交流もお楽しみください。
Ecosystem Link #34 presented by It's Sta. 概要 ◆日時:2025年9月9日(火)16:45-20:30 ※開始30分前から会場入室可能です。 ◆場所:グラングリーン大阪 北館 JAM BASE4階 Syn-SALON(アクセスの詳細はこちら !) ◆参加費:無料 ※要事前申込、名刺をご持参ください ◆定員:100名 ※時間中入退場可能 ◆主催:一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO) ▶参加対象: 成長したいスタートアップ企業の方 スタートアップと共創したい事業会社の方 新規事業を検討/実行している方 士業、金融機関、支援機関の方
<当日プログラム(予定)> 16:30 受付 16:45 オープニング、U-FINOおよびIt's Sta.の紹介 17:00 Session1:海外エコシステムの今 18:00 Session2:海外スタートアップとの連携に積極的な事業会社によるセッション 18:50 Session3:海外展開済みスタートアップによるピッチ 20:00 名刺交換会・交流会 20:30 終了 ※プログラム内容や時間は変更となる可能性がございますので、ご了承ください。
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Session1:海外エコシステムの今 日本企業にとって、海外のスタートアップとどう連携すればよいのか、また自社の海外展開に向けてどんな準備をすべきかは大きな課題となっています。現地の情報が不足していたり、実際にどのように関われば成果につながるのかが見えにくいという声も少なくありません。 本セッションでは、アメリカ、オーストリア、スイスのスタートアップエコシステムに精通したゲストをお招きし、現地の最新動向や支援の現場で得られた知見を共有します。 各国のエコシステムの特徴や強みに加え、挑戦者をどのように支援してきたのか、その成果や教訓、海外プレイヤーとのコミュニケーションの工夫などを伺います。 さらに、海外から見た大阪・関西の可能性や万博による影響、海外スタートアップが関西市場をどう捉えているのかについても議論。海外連携や進出を考える日本企業にとって、多くの学びとヒントを持ち帰っていただけるセッションです。
<登壇者(予定)>
京田 ジョセフ 氏(オムニリンクス株式会社 CEO) 事業内容:オムニリンクスは、国際事業開発を専門とした、グローバルなコンサル企業です。企業マッチング、海外進出、ビジネス戦略の3つを軸に、企業のイノベーション、国外市場への事業拡大を伴走型のコンサル・サービスでサポートしています。 プロフィール:「Deeptech × 海外新規事業の伴走者」として、確かな社会実装へ。法人営業、製品開発、シリコンバレーでの事業立ち上げをメーカーやスタートアップにて経験。現在は構想づくりから戦略設計、PoC、運用構築まで、事業立ち上げ・加速を現場で徹底的にサポート。特にDeepTech領域に注力し、「世界と日本をむすび、新たな感動をデザインする」をミッションに掲げ活動。BFAI事業開発マネージャー、A-MAP メンター、他各種参画。 日野 真子 氏(アドバンテージオーストリア大阪 商務官) 事業内容:アドバンテージオーストリア(オーストリア大使館商務部)、オーストリア連邦産業院の海外事務所として、日本におけるオーストリア企業のビジネス展開を支援しています。市場調査、ビジネスマッチング、貿易・投資促進、技術協力やイノベーション交流などを通じ、両国間の経済関係を強化する役割を担っています。 プロフィール:大阪生まれ大阪育ち。大阪弁とテキサスなまりの英語を操り、関西のスタートアップエコシステムでオーストリアの存在感を高めるべく奮闘中。「鬼のイングリッシュピッチコーチ」としても知られる。 中山 滋彦 氏(在大阪スイス領事館(Swissnex in Japan)スタートアップ&イノベーション アドバイザー) 事業内容:在大阪スイス領事館(Swissnex in Japan)は教育、研究、イノベーションをテーマにスイスと日本そして世界をつなぐ架け橋となっています。SwissnexはInnosuisse(スイスイノベーション庁)やVenturelab(ベンチャーラボ)などと提携し、Innosuisse Japan Camp Programをスイスのスタートアップ企業に提供しています。これは巨大な日本市場へのアクセスと日本のエコシステムの有力パートナーとの連携機会を生み出す絶好のプログラムになっています。 プロフィール:松下電器産業(現パナソニックホールディングス)、国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(ジェトロ)で通算45年間にわたりグローバルビジネス推進に従事。日本のテクノロジー企業とのネットワークを基盤に昨年よりスイス発スタートアップ企業の日本市場参入・展開支援を行う。「狙った獲物は絶対逃さない」が信条。 <モデレーター(予定)> 垣端 拓海(Creww株式会社)
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Session2:海外スタートアップとの連携に積極的な事業会社によるセッション 本Sessionでは、海外スタートアップとの共創に取り組む国内企業のリアルな声をお届けします。海外スタートアップへの投資や協業など、実際の事例をもとに、連携の背景や目的、実現までのプロセス、そして得られた成果について深掘りします。あわせて、日本のスタートアップとの違いや、国を越えて共創を進める際に直面した言語・文化・商習慣のギャップといった難しさにもフォーカス。グローバルな連携に取り組むうえでの実践的なヒントをお届けします。「他社がどのように海外スタートアップと連携しているのか知りたい」「海外スタートアップとの連携に興味はあるけど、実際どう動けばいいのか分からない」そんな方にこそ、ぜひ聞いていただきたいセッションです。ぜひご参加ください!
<登壇企業(予定)>
草野 英昭 氏(株式会社島津製作所 基盤技術研究所 みらい戦略推進室 CVCG マネージャー) 1998年島津製作所入社、2021年3月まで主に分析計測事業部のマーケティング・アプリケーション開発企画・産学連携・大学営業支援など幅広く従事する。その傍ら国プロ(経産省、文科省、NEDO、JST)の担当技術者およびコーディネータとして参画を経験。2005年には新規事業立上げのプロジェクトに参加、最年少のメンバーながらプロダクトマーケットリーダーとして尽力。日刊工業新聞社十大新製品賞本賞、R&D100Awards受賞。2021年4月から2024年3月は人事部で採用の責任者として採用マーケティングとブランディングに注力。2024年4月からCVCグループで新規事業創出やスタートアップ連携を担当、ディープテックを中心にマテリアル、アップサイクルやフードテックへの興味が強い。日本複合材料学会 第五回林エンジニア賞(2010年5月)、日本材料学会複合材料部門委員会平成23年度技術賞を受賞 岡本 信秀 氏(阪急阪神不動産株式会社 開発事業本部 都市マネジメント事業部 新産業創出・コンテンツ開発グループ 課長) 都市環境デザインを専攻、修了した後、2009年に阪神電気鉄道株式会社に入社。2010年より検討初期の大阪神ビル(阪神百貨店)等建替計画(後の「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」プロジェクト)に参画、海外不動産事業検討チームにも所属。2015年に同社子会社であるウエルネス阪神株式会社に出向し、台湾でのアイスクリーム販売事業の立上げとその後の撤退を担当。2018年に阪急阪神不動産株式会社に異動、海外事業本部海外住宅事業部でのタイ・フィリピンにおける分譲住宅の新規プロジェクト推進(日本国内担当)を経て、2022年4月より開発事業本部都市マネジメント事業部に所属。スタートアップとデジタルノマドワーカーのためのコワーキングスペース「FUTRWORKS(フューチャーワークス)」、阪急大阪梅田駅2階中央改札前のイベントスペース「NORIBA10 umeda(ノリバテン ウメダ)」の運営と同時にU-FINO担当を兼務、主に大阪梅田での新産業の誘致・創出に携わっている。 <モデレーター(予定)> 垣端 拓海(Creww株式会社)
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Session3:海外展開済みスタートアップによるピッチ 本セッションでは、すでに海外展開を進め、グローバルな課題解決に挑むスタートアップが登壇します。現地での挑戦や成果、そして新たに描く未来像を発表いただきます。ぜひ彼らの挑戦をご支援ください!
<登壇スタートアップ(予定)>
株式会社セカンドハート
株式会社セカンドハートは、「足切断ゼロ」を掲げ、誰もが健康に歩き続けられる未来を支えるメドテック企業です。小さな足の異変を見逃さず、テクノロジーと地域連携により足病の予防と社会参加の継続を実現。足からウェルビーイングを支える社会づくりに挑戦しています。
codeless technology株式会社
私たちが提供するサービスは、お客様のシステム制作にかかる時間をゼロにします!! 使い慣れた書類の写真を撮って送るだけでいつもの書類がそのままシステムになる「そのままDX」を開発提供しています。
株式会社colourloop
廃棄繊維を「色」で分別し、アップサイクルする独自技術「Colour Recycle System®」を活用し、循環型社会の実現を目指す京都工芸繊維大学発のベンチャー企業です。 サステナブルな製品開発や企業とのコラボレーションを通じて、環境問題に取り組みながら、人々の日常に彩りと価値を提供しています
Capy株式会社
Capyは、使いやすさとセキュリティを両立した次世代CAPTCHA・FIDO認証サービスを開発し、国内外の金融機関や大手企業の不正アクセス対策を提供。現在はバイブコーディングへのセキュリティ対策に向けた新事業の開発を進めています。
<登壇者(予定)>
石田 幸広 氏(株式会社セカンドハート 代表取締役CEO) 1981年生まれ、京都府出身。2004年広島国際大学保険医療学部臨床工学科卒業、臨床工学技士取得。人工透析を専門に医療機器安全管理責任者等に従事。2019年石田プロダクツ合同会社創業(医療機器開発コンサル業)、2021年株式会社木幡計器製作所取締役就任(現職)。2023年石田プロダクツ合同会社を株式会社セカンドハートに組織変更。 猿谷 吉行 氏(codeless technology株式会社 代表取締役/CEO) 私は、2011年〜2020年までの10年間経営したスマートフォン修理会社のスマホステーション株式会社を経営して日本PCサービス株式会社(名証上場)に売却して、codeless technology 株式会社を設立しました。前職では、30店舗以上のスマホ修理店舗を運営し、私自身が店頭に立って接客し、スマホ修理も実施してきました。また、日本のスマホメーカーのFREETELの修理工場の開設と運営、楽天モバイルの補償修理センターを受託して、サービスの構築と運営を行ってきました。現場に関しては、工場の設立から店舗の接客まで、川上から川下まですべての経験をもとに「そのままDX」というサービスを作りました。 内丸 もと子 氏(株式会社colourloop CEO) Middlesex University(英国)Textiles を首席卒業。京都工芸繊維大学博士課程 博士(工学)。 京都でテキスタイルデザイナーとしてファッションやインテリア素材の企画に従事。 そんな中、廃棄繊維の現状を知り、ただただ作り続けることに疑問を感じ、京都工芸繊維大学大学院で繊維リサイクルの研究を始める。 廃棄繊維を使ったより魅力的な素材のあり方を模索し、消費者に素敵だと感じてもらえる素材やプロダクトを社会へ提案していくことで、 リサイクル製品の価値を上げ、さらには循環型社会に貢献できるのではないかと考え株式会社colourloopを設立。 小池 弾 氏(Capy株式会社 取締役) 1989年、愛知県生まれ。慶應義塾大学卒業後、大手SIer、PORT、WantedlyにてBizdev Squad Leader等を経て、2020年にCapy Inc.に日本統括の取締役として就任し、現在は海外展開やファイナンス部分も担当する。2023年、co-founderとして株式会社イマーシブ・ラボを創業。その他、Web3企業、大手デジタルマーケティング企業などの事業開発や組織アドバイザーを兼務。書籍に「リクルートメント・マーケティング 採用活動をマーケティングでハックせよ」