Ecosystem Link presented by It's Sta.とは? Ecosystem Link(エコシステムリンク)では、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.(イッツステーション:Innovators & Trailblazers Synergy Station)において、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行います。
今回のテーマは「TAKANAWA GATEWAY CITYと関西プレイヤーが描く、ディープテック・グローバル連携の"いま"」 です。 東京都心で進行中の大規模開発「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、駅を中心にひらかれた"まち"を起点に、スタートアップ支援・共創型研究・まちづくり投資を融合した先進的な都市モデルを展開しています。 本イベントでは、そんな首都圏最前線の動きをご紹介するとともに、大阪・関西のエコシステムとの連携の可能性を探ります。Session1では、TAKANAWA GATEWAY CITYにおけるウェットラボ整備や、ディープテックスタートアップとの共創支援、まちのファンド機能を活用した民間資金の流れづくりなど、都市開発の枠を超えたビジネス創造の取り組みを紹介。Session2では国際連携の最前線として、アジア有数の研究拠点・シンガポール国立大学(NUS)とTAKANAWA GATEWAY CITYとの共創に注目します。そしてSession3では、TAKANAWA GATEWAY CITYに入居するスタートアップやNUS発のスタートアップ等によるピッチ。今後、大阪・関西圏でも関係人口や実証フィールド、研究連携の場として都市が果たす役割がますます重要になる中、TAKANAWA GATEWAY CITYの先進事例は、次の一手を考えるうえで多くのヒントを与えてくれます。都市同士の共創の可能性に関心のある皆さま、ぜひご参加ください。
Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらき以降、中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第2、第4火曜日に定例開催してまいります。イベント会場では、ネットワーキングエリアを併設いたします。入退場は自由ですので、登壇者および参加者との交流もお楽しみください。
Ecosystem Link #35 presented by It's Sta. 概要 ◆日時:2025年10月7日(火)16:45-20:30 ※開始30分前から会場入室可能です。 ◆場所:グラングリーン大阪 北館 JAM BASE4階 Syn-SALON(アクセスの詳細はこちら !) ◆参加費:無料 ※要事前申込、名刺をご持参ください ◆定員:100名 ※時間中入退場可能 ◆主催:一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO) ◆協力:東日本旅客鉄道株式会社・株式会社日本政策金融公庫 ▶参加対象: 成長したいスタートアップ企業の方 スタートアップと共創したい事業会社の方 新規事業を検討/実行している方 士業、金融機関、支援機関の方
<当日プログラム(予定)> 16:30 受付 16:45 オープニング、U-FINOおよびIt's Sta.の紹介 17:00 Session1:都市開発・ディープテック・金融支援──広がる"まち発"の挑戦 18:00 Session2:シンガポール✖日本ーグローバルに開く、研究と共創の架け橋 18:50 Session3:スタートアップピッチ! 20:00 名刺交換会・交流会 20:30 終了 ※プログラム内容や時間は変更となる可能性がございますので、ご了承ください。
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Session1:都市開発・ディープテック・金融支援──広がる"まち発"の挑戦 TAKANAWA GATEWAY CITYにおけるウェットラボ整備や、ディープテックスタートアップとの共創支援、まちのファンド機能を活用した民間資金の流れづくりなど、都市開発の枠を超えたビジネス創造の取り組みを紹介。 JR東日本・リバネス・日本政策金融公庫が一堂に会し、「まち」から生まれるスタートアップエコシステムの実践知をクロストーク形式でお届けします。
<登壇者(予定)>
宮嶋 耕平 氏(東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 主任) JR東日本入社後、駅員・運転士業務に従事したのち、2023年より都内最大の都市開発事業であるTAKANAWA GATEWAY CITYの開発プロジェクトを担当。TAKANAWA GATEWAY CITYをハブとした広域スタートアップエコシステム構築に向けて、まちのビジネス創造施設である"TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub"(通称:LiSH)を立ち上げより担当。また、まちのファンド機能である「高輪地球益ファンド」の担当もしており、主にまちの3大テーマである「環境」「モビリティ・ロボット」「ヘルスケア」領域における国内外のスタートアップ関連施策に従事。 髙橋 宏之 氏(株式会社リバネス 知識創業研究センター センター長) 2009年横浜市立大学大学院博士後期課程修了。博士(理学)。リバネス入社以来、一貫してアカデミアの研究者、ベンチャー、企業の研究所の人々と研究のプロジェクトを作り出す、研究開発の場を作ることに関わっている。40歳以下の若手研究者を対象にした「リバネス研究費」の立ち上げや、異分野の人々が集まり、分野・業種の枠を超えた議論から新しい知識を生み出す「超異分野学会」を立ち上げ、拡大で中心的な役割を担ってきた。ウェットラボの立ち上げ、ラボを起点にしてプロジェクトを創出する仕組み作りにも関わる。神戸のスタートアップ・クリエイティブラボ、高輪ゲートウェイシティにある環境生命科学のラボ、LiSH Labなど、大規模なシェアラボの立ち上げも手がける。 村上 尚史 氏(株式会社日本政策金融公庫 国民生活事業本部 創業支援部創業支援グループ 上席グループリーダー代理) 2009年入庫。複数の支店にて創業融資から中小企業への融資まで幅広く担当。2019年に京都創業支援センターへ異動し、創業・スタートアップ支援の促進に向けたイベントの企画運営、資本性ローンを活用したスタートアップへの融資業務、高等学校での出張授業等を担当。2022年から創業支援部にてスタートアップへの融資にかかる制度、スタートアップ支援に向けた社内人材育成の施策などの企画立案、高校生ビジネスプラン・グランプリの運営事務局等を担当。現在は、スタートアップだけではなく幅広い業種の創業支援を推進していくための取組みの企画立案を担当。 <モデレーター(予定)>渡邉 秀斗 氏(一般社団法人うめきた未来イノベーション機構 プロジェクト推進・共創企画室 マネージャー)
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Session2:シンガポール✖日本ーグローバルに開く、研究と共創の架け橋 国際連携の最前線からは、アジア有数の研究拠点・シンガポール国立大学(NUS)との共創に注目。TAKANAWA GATEWAY CITYとNUSが交差する中で、研究成果の社会実装や海外スタートアップの日本展開など、新たな展望が見え始めています。 本セッションでは、NUS関係者・NUS発スタートアップ「uHoo」・JR東日本が登壇し、グローバル視点でのエコシステム連携について議論します。
<登壇者(予定)>
寺田 菜々美 氏(東日本旅客鉄道株式会社 マーケティング本部 主務) JR東日本入社後、JRの基幹商社に出向し、地産品の営業や商品開発に従事したのち、JR長野支社において地域のベンチャー企業や行政機関と連携した新規事業開発に関わる業務を経験。関係人口創出や観光開発、駅スペース活用をはじめとした地域創生事業に従事する。2023年から、都内最大の都市開発事業であるTAKANAWA GATEWAY CITYの開発プロジェクトに配属となり、主にまちのビジネス創造施設である"TAKANAWA GATEWAY Link Scholars' Hub"(通称:LiSH)において、 国内外問わず、スタートアップ支援・イノベーション創出に向けた業務に取り組む。 大橋 朋貢 氏(シンガポール国立大学 BLOCK71 Japan Centre Manager) 香川県出身。東北大学大学院にて化学工学修士修了後、国内エンジニアリング会社にて水処理・環境・半導体関連開発業務に従事。国内外の多くの優秀な研究者と接する中で研究開発と社会実装のギャップを埋める人材の必要性を感じ、2010年にキャリアチェンジ。以降15年間P&G、J&Jなどで消費財やヘルスケアを中心に国内外にてマーケティング/戦略立案・実行を担当。2022年からはJ&J APAC本部(シンガポール)のリーダーシップチームとしてアジア域のデジタル戦略を推進。並行してJ&J Innovationsや国内外の大学においてスタートアップを伴走支援。Project Management Professional®、NUS Medicine AI for Healthcare course修了。2025年4月よりBLOCK71 Japan Centre Manager。 菅原 望 氏(uHoo株式会社 Japan Market Manager) 事業内容:uHooは環境インテリジェンス分野のグローバルリーダーを目指す、シンガポール発のPropTech企業。先進的な環境センサーとクラウド型管理プラットフォームにより、空間に潜むリスクや空調の非効率を可視化。人々の健康・安全・快適性を守りつつ、脱炭素・省エネを実現し、ESG価値の向上を推進している。 プロフィール:日本市場での参入と事業拡大をリード。クロスカルチャーマネジメントと事業開発の経験を活かし、戦略的パートナーシップの構築と持続的成長基盤の確立に取り組んでいる。 ------------------------------------- -------------------------------------
Session3:スタートアップピッチ! TAKANAWA GATEWAY CITYに入居するスタートアップやNUS発のスタートアップ等によるピッチを実施いたします。 <登壇スタートアップ(予定)>
株式会社メタジェン
株式会社メタジェンは、腸内環境を科学的に解析し、個別に最適化されたヘルスケアを実現するベンチャー企業です。独自の腸内環境評価手法「メタボロゲノミクス®」を活用し、研究支援から製品開発、科学的広報までを一貫して行い、腸内デザイン®のコンセプトに基づく社会実装を推進しています。
株式会社Teraform
100%自然由来の土壌保水剤によって干ばつ地域に潤いをもたらし、作物を育てられる環境を実現することをめざしています。競合製品に比べて生産コストを約1/10に抑えつつ、生分解性に優れ、農業用途として高い保水機能を有する製品を提供しています。
リジェネソーム株式会社
リジェネソーム株式会社は、エクソソームなど細胞由来のナノ粒子を活用し、老化抑制・健康寿命延伸を目指すバイオテック企業です。サプリメント・食品・化粧品の開発に加え、医用解析/再生医療領域での技術研究・知財管理を行っています。
株式会社ayumo
普及型カメラ映像と深層学習モデルを用いて歩行動画を解析し、運動機能やロコモティブ症候群のリスクを評価する診断支援・ウェルネス技術を開発・提供する医療ヘルスケア系スタートアップです。
株式会社GramEye
AI とロボティクスによる自動化技術で細菌検査(特にグラム染色)の工程を効率化・デジタル化し、抗菌薬の適正使用を支える医療ソリューションを開発する大阪大学発のヘルスケア/バイオテック企業です。
<登壇者(予定)>
水口 佳紀 氏(株式会社メタジェン・取締役CFO) 2015年、東京工業大学(現:東京科学大学)大学院生命理工学研究科修士課程在学中に株式会社メタジェンを共同創業し、取締役に就任。2018年、同研究科の博士課程、及び文部科学省・日本学術振興会博士課程教育リーディングプログラム 東京工業大学情報生命博士教育課程を修了。博士(工学)。専門は細胞組織工学。同社取締役COO、取締役CSOを経て現職。2020年、経済産業省 産業構造審議会臨時委員。2023年より文部科学省 科学技術・学術審議会臨時委員。「腸内環境に合ったヘルスケアをあたりまえにする」ことをミッションとし、個人固有である腸内環境を科学的根拠に基づき制御する「腸内デザイン®」の市場創出に取り組んでいる。 日高 聡 氏(株式会社Teraform CEO) 東京工業大学大学院を卒業後、日立製作所にてDeepTech分野での新規事業開発に従事し、2025年度に株式会社Teraformを設立。2024年度には「NEDO NEP-Lab」 「TOYOHASHI AGRI MEETUP」「Tech Planter」等のDeepTech・アグリテック領域のピッチイベン トにて最優秀賞受賞。 佐久間 善太郎 氏(リジェネソーム株式会社 代表取締役社長) 2004年東京大学経済学部卒、株式会社NTTドコモで営業・財務、金融庁で国際調整係長を務める。2018年から株式会社Unitedlyの副社長、2021年に株式会社Eパートナーに入社し取締役経営企画部長を務める。2024年よりスペースシードホールディングス株式会社の取締役に就任するとともにリジェネソーム株式会社の代表取締役社長として事業推進を担当する。リジェネソームではアンチエイジングプロダクトのマーケティング、ロンジェビティ技術の研究開発を図り、将来の月面での人類の生活を可能にすべく事業に取り組む。米国公認会計士(ワシントン州)、ニューヨーク大学MBA。 桑田 佳幸 氏(株式会社ayumo 代表取締役・CEO) 大阪大学大学院工学研究科修了後、AGC株式会社に入社。その後、複数のコンサルティングファームにて官公庁・自治体や民間企業に対する新規事業・新産業創出支援、経営改革支援などに従事したあと、株式会社ayumoを共同創業、代表取締役・CEOに就任。 前田 佑樹 氏(株式会社GramEye CFO) 神戸大学経営学部在学中に公認会計士論文式試験に合格後、大手監査法人にて会計監査業務に従事し、特に医療機関をはじめとした公的機関や上場準備会社に対する監査業務を担当。2023年にGramEye入社し、財務・バックオフィスの統括を担当。