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開催イベント

2025年12月19日

2025/1/13(火)「Ecosystem Link#41 presented by It's Sta.」を開催します!

Ecosystem Link presented by It's Sta.とは?
Ecosystem Link(エコシステムリンク)では、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.(イッツステーション:Innovators & Trailblazers Synergy Station)において、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行います。

今回のテーマは「社会インフラ」
空港・鉄道・物流といった社会インフラは、セキュリティ、老朽化対応、人材不足、顧客体験の向上など、業界を越えて共通する課題を抱えています。近年、こうした課題に対し、スタートアップとの協業等を通じた新たな解決アプローチが各地で生まれ始めています。

Session1では、空港を起点に、インフラ企業に共通する課題とスタートアップ協業の実例を深掘りします。関西国際空港に加え、他空港や異なるインフラ領域での取り組みも交えながら、協業がどのように進められているのかを共有。あわせて、スタートアップ側から見た連携の壁や、インフラ企業に求めるサポートのあり方、そして関空が今後注目する技術・共創テーマを発信します。Session2では、鉄道会社・物流企業の担当者が登壇し、「共通課題 × オープンイノベーション」の視点で現場のリアルを紹介。安全性や利便性向上、施設維持、人材不足といった課題に対し、どのようにオープンイノベーションを進めてきたのか、その背景や実践から得られた学び、課題も含めて率直に語っていただきます。そしてSession3では、実際にインフラや地域と向き合うスタートアップがピッチ登壇。具体的なプロダクトと事業モデルを通じて、次の実証・協業につながる可能性を提示します。

Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらき以降、中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第2、第4火曜日に定例開催してまいります。イベント会場では、ネットワーキングエリアを併設いたします。入退場は自由ですので、登壇者および参加者との交流もお楽しみください。

Ecosystem Link #41 presented by It's Sta. 概要
◆日時:2026年1月13日(火)16:45-20:30
 ※開始30分前から会場入室可能です。
◆場所:グラングリーン大阪 北館 JAM BASE4階 Syn-SALON(アクセスの詳細はこちら!)
◆参加費:無料 ※要事前申込、名刺をご持参ください
◆定員:100名 ※時間中入退場可能
◆主催:一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)
▶参加対象:
 成長したいスタートアップ企業の方
 スタートアップと共創したい事業会社の方
 新規事業を検討/実行している方
 士業、金融機関、支援機関の方

<当日プログラム(予定)>
16:30 受付
16:45 オープニング、U-FINOおよびIt's Sta.の紹介
17:00 Session1:空港起点で読み解く、インフラ共創の現在地
18:00 Session2:鉄道・物流の現場に学ぶ、オープンイノベーションの実装プロセス
19:00 Session3:スタートアップピッチ!
20:00 名刺交換会・交流会
20:30 終了
※プログラム内容や時間は変更となる可能性がございますので、ご了承ください。

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Session1:空港起点で読み解く、社会インフラ共創の現在地

本セッションでは、空港を起点に、社会インフラ事業者に共通する課題と、スタートアップとの協業がどのように設計され、実行されているのかを深掘りします。関西国際空港を運営する関西エアポートの取り組みに加え、ANAホールディングスやエイチ・アイ・エスのCVC担当者による協業事例の共有も交えながら、協業はどこから始まり、どこでつまずき、どう前に進んでいるのかを具体的に議論します。あわせて、関空からは「今後注目したい技術領域や共創テーマ」を発信し、次なる実証や協業のきっかけとなる場を目指します。

<登壇者(予定)>

岡部 ジェム 氏(関西エアポート株式会社 マーケティング部長)

【事業内容】
関西エアポート株式会社は、関西国際空港・大阪国際空港(伊丹)・神戸空港の3空港の運営・管理を担う空港運営会社である。航空ネットワークの拡充、旅客サービスの向上、空港インフラの運営に加え、商業施設運営やデジタル活用、地域・観光との連携を通じて、空港を起点とした地域経済・観光価値の創出を推進している。

【プロフィール】
2003年に九州大学留学を機に来日し、株式会社エイチ・アイ・エスでキャリアを開始。ターキッシュ エアラインズでは支社長として市場開拓と売上成長を主導し、マニュライフ生命ではマーケティング責任者として日本市場でのブランド認知向上に貢献。エアアジアでは日本および東南アジアを中心に、インバウンド・アウトバウンドおよびオンラインセールス戦略を担当した。2019年より関西エアポートに参画し、現在はマーケティング部長として3空港横断のマーケティング戦略を統括。インバウンド・アウトバウンドマーケティング、顧客インサイト分析、空港DX、デジタルマーケティング、空港ロイヤリティ施策、パートナー連携を軸に「空港を起点とした地域価値の最大化」を推進している。また、「関西観光・文化振興計画」検討委員会の委員として地域戦略にも関与し、官民連携による「Go Global Project」発起人として社会課題にも取り組んでいる。
高村 圭 氏(ANAホールディングス株式会社 未来創造室 新規事業開発部 ファンドマネージャー)

【事業内容】
ANAのCVCであるANA未来創造ファンドにて、ファンドマネージャーとして投資戦略の策定、情報収集・分析、投資実行、ポートフォリオの管理等を担う。

【プロフィール】
1982年生まれ、埼玉県出身。複数の事業会社にてM&A/事業投資実務、会社設立、社内インキュベーションプログラムの立ち上げ・サポート等を経験。東南アジア(インドネシア、シンガポール)での7年以上に渡る駐在経験も有する。2024年2月、ANAに入社。休日に2人の息子と遊ぶ事が趣味。米国公認会計士。
安藤 貴之 氏(株式会社エイチ・アイ・エス投資戦略本部CVC推進グループ・担当リーダー)

【事業内容】
新規スタートアップ投資実行から管理、事業部連携などによるシナジー創出やスタートアップ企業のグロース支援、イベントの企画・運営まで社内外における活動。

【プロフィール】
2007年、株式会社エイチ・アイ・エス入社。旅行事業のBtoC領域においてコンサルタントを経て、店舗・コールセンター・オンライン事業という主要3チャネルで営業所長を歴任。リアルとデジタルの双方で現場マネジメントに従事。2024年10月より投資戦略本部CVC推進グループへ参画。現在は豊富な現場知見を活かし、新規投資先の発掘からグロース支援、社内アセットを活用した事業連携・新規事業創出を推進。

<モデレーター(予定)>

廣谷 大地 氏(一般社団法人関西イノベーションセンター シニアマネージャー/関西イノベーションイニシアティブ(KSII)事業リーダー)

経済産業省J-NEXUSに採択されたKSII事業において、関西エリアの大学群のネットワークを基盤に、産学連携やオープンイノベーション活動を推進。2025年度からはMUICを兼任し、大学発スタートアップを軸とした大企業と共同での実証実験プログラムを進めている。

Session2:鉄道・物流の現場に学ぶ、オープンイノベーションの実装プロセス

鉄道・物流といった輸送インフラにおいても、安全性・利便性向上、施設維持、人材不足といった課題は深刻化しています。本セッションでは、「なぜオープンイノベーションに踏み切ったのか」、「現場で何がうまくいき、何が難しかったのか」といった実践者ならではのリアルを共有。空港領域との共通点・相違点も浮き彫りにしながら、社会インフラにおけるオープンイノベーションの"再現性"を探ります。

<登壇者(予定)>

田村 博和 氏(東急株式会社 フューチャー・デザイン・ラボ / マネジャー)

【事業内容】
オープンイノベーションラボの活動における「東急アライアンスプラットフォーム」の運営
水循環システムの新規事業化検討

【プロフィール】
2010年に関西電力株式会社へ入社し、法人営業を経験後、経理室にて決算予算業務を担う。その後、経営企画室にてイノベーションの文化醸成、アイデアソン運営、ITベンチャーへの出向、投資業務、起業家制度支援、陸上養殖事業の新会社立ち上げ等、イノベーション推進に資する業務を経験。2022年 株式会社サムライインキュベートに入社後、会社分割により ReGACY Innovation Group株式会社に転籍。主にインフラ系大企業や自治体に対するイノベーションコンサルティングに従事。2025年に東急株式会社へ入社し、東急アライアンスプラットフォーム(TAP)の統括、水循環システムにおける新規事業化検討を担当。

<モデレーター(予定)>
渡邉 秀斗(U-FINO)

Session3:スタートアップピッチ

空港・鉄道・物流といった社会インフラや地域課題と真正面から向き合うスタートアップが登壇。具体的なプロダクトや事業モデルを通じて、次なる共創への一歩をつくります。

<登壇スタートアップ(予定)>

  • 株式会社AZOO
    • AZOOは、宿泊施設向けに予約管理や顧客データ活用を支えるDXサービスWASIMILを提供し、業務効率化と売上向上を支援する企業です。現在は、積極的にAI x 宿泊業運営と機能実装をしています。
  • WellBe株式会社
    • 日本の美容技術とおもてなしを、訪日客が安心して体験できる多言語サロン予約プラットフォーム&メディア「WellBe」の運営。


<登壇者(予定)>

横田 裕子 氏(株式会社AZOO 代表取締役)

京都大学工学部卒業。スリウィジャヤ大学インドネシア語修了。インドネシア政府のダルマシスワ奨学生に選定され、インドネシアへ留学。留学時は、月額2万円の奨学金の範囲内で、現地に友人を作り質素な共同生活と新しい環境下でも仲間を見つけて状況を改善し適応するスキルとインドネシア語を身に着けた。帰国後は、環境省及びJICAにて東南アジア諸国、中東諸国への国際協力や、日本の中小企業の海外展開支援などに従事。イラン、クウェート、マレーシア、フィリピン、インドネシア、タイ、インド、オーストラリア政府、及び、国連環境計画(年次総会)と渉外にあたった。日本企業を支援する中で、人口減少が加速する日本においては、インバウンドや外需を起点にした経済振興が必要と考えるようになる。この経験が、現在の起業と経営に活きている。2020年1月WASIMILを開発・販売する株式会社AZOOを創立。
佐々木 祐香 氏(WellBe株式会社 代表取締役)

1991年生まれ。アパレル・メディア業界を経て、2014年よりWeb制作会社にてディレクター/プロデューサーとしてキャリアを積み、株式会社リクルートやRIZAPグループ株式会社などのプロジェクトに参画。マーケティングや新規事業開発を経験。海外との接点が増える中で「日本の美容の魅力を、もっと世界へ届けたい」という想いが強まり、2023年にWellBe株式会社を創業。言語・文化・決済の壁をテクノロジーで乗り越え、訪日外国人が安心して日本の美容サロンを気軽に体験できる多言語予約プラットフォーム「WellBe」を展開。"美容や癒しを目的に旅する"新たなインバウンドの形をつくるべく挑戦を続けている。
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