REPORTS

レポート

2023年9月5日 U-FINO

オープンマインドを醸成する対話型イノベーションの場
イノベーションラヂヲ#3
「これが科学者の道」、人工冬眠のサイエンスとイノベーション

 2023年9月5日に、グランフロント大阪ナレッジキャピタル ナレッジサロンプレゼンラウンジにて「イノベーションラヂヲ#3『これが科学者の道』、人工冬眠のサイエンスとイノベーション」を開催いたしました。イノベーションラヂヲは、イノベーションやテック分野の最前線で取り組む方々と、ラジオ感覚でインタラクティブにコミュニケーションをとりながら、参加される“リスナー”の皆さんのオープンマインドを醸成する対話型イノベーションの場です。
 本イベントは、うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)が目指す、さまざまな属性の方がフラットに共創し、ともに作り上げていく”withイノベーション”実現の場とし、ラジオ番組のような雰囲気でゲストとリスナーが対話・交流を行います。第3回となる今回は、国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター 冬眠生物学研究チームのチームリーダーとして、ヒトの人工冬眠の研究に従事している砂川玄志郎さんにゲストとしてお越しいただき、小児科医から、“冬眠研究”という一風変わった研究テーマに携わられていることになった同氏のお考えをお聞きしながら、医療の現場の経験がどのように今の研究に結びついているのか、研究環境を取り巻く環境のイノベーション要素についてリスナーの皆さんと考えていきました。

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砂川さんから、“冬眠研究”に至った経緯、小児科医としての課題感など、リスナーの質問に答えながら、双方向の対話を行いました。

 当日は、ゲスト・砂川さんとパーソナリティ・田名部真理さんの掛け合いで進められ、最初に”冬眠研究”に関してわかりやすくお話しいただき、その後、人工冬眠を研究するきっかけとなった小児科医時代のお話、そして研究者としての今の課題感などをお伝えいただき、カジュアルな雰囲気で番組が進みました。リスナーからはラヂヲネーム付きで多数の質問が寄せられ、ゲスト・砂川さんとの双方向の対話が実現されました。番組終了後には、交流の場が設けられ、ゲストとリスナー、リスナー同士などが活発に交流する様子が見られました。

 U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。

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