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レポート

2023年12月5日 U-FINO

イノベーターが集まるコミュニティが始動!
イノベーターズコミュニティ「It’s Sta.」キックオフイベント

 2023年11月6日に、グランフロント大阪 ナレッジキャピタル ナレッジサロン プレゼンラウンジにてイノベーターズコミュニティ「It’s Sta.」のキックオフイベントを開催いたしました。It's Sta.(Innovators & Trailblazers Synergy Station)とは、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティです。It’s Sta.では、イベントや勉強会を通じて、関わる人たちが共創し、成長しあえる環境づくりをめざしていきます。
 今回は、コミュニティ始動のキックオフイベントということで、関西以外の地域のイノベーションエコシステムの有識者をお呼びしたトークセッションと大阪・関西を代表するスタートアップのピッチを実施いたしました。

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It’s Sta.コミュニティでは、「交流」、「学び」、「革新」、「実利」の4つの機会を得ることができます。

 Session1では、「東京・愛知・福岡、他都市から見た大阪・関西のスタートアップエコシステム」をテーマとして、未だ一極集中と称される東京と急激に勢いを伸ばす愛知から異なる地域のキーマンだからこそ見える大阪・関西のスタートアップエコシステムの強みやポテンシャルについて、トークセッションを実施いたしました。東京を代表してご登壇いただいた漆畑 慶将氏(一般社団法人交通都市型まちづくり研究所 代表理事)からは、関西Startup Mashupsをコーディネートされたご経験から、今後は京阪神が一体となった取り組みを実施することの重要性が指摘されました。また、国内外のエコシステムの経験が豊富な水野 敬亮氏(一般社団法人未来創造/代表理事 Innovator’s Garage/プログラムマネージャー)からは、関西はエコシステムが成熟する前の群雄割拠の状態だという指摘があり、プレイヤーにとってうめきたエリアが面白い取り組みができる環境になってほしいという指摘がありました。

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パネルディスカッションでは、大阪のポテンシャルや今後グラングリーン大阪(うめきた2期)への期待について活発に議論されました。

 Session2では、事業会社との共創に積極的なスタートアップ3社に事例を交えてピッチいただきました。HR Tech、医療分野、大学発スタートアップという多岐に渡るジャンルから、株式会社OTENTOから代表取締役・鳥居本 敦士氏、株式会社Genonから代表取締役社長・高原 千晶氏、株式会社HULIXから代表取締役・守屋 充雄氏の三氏にお越しいただきました。

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「AIで人徳を可視化する。」がビジョン。鳥居本 敦士氏から株式会社OTENTOの事業プレゼンの様子。
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皮膚炎治療の未来を実現するため、高原千晶氏から株式会社Genonの事業プレゼンの様子。
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LiDARを用いた解析技術を活用。守屋 充雄氏から株式会社HULIXの事業プレゼンの様子。

 U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。

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