REPORTS
レポート
2025年3月21日
社会課題解決に向けて関西圏の企業、自治体が一緒に課題解決策を検討する、「X KANSAI共創チャレンジ」
社会課題解決とイノベーション創出の両立に向けて、関西圏の企業、自治体・官公庁、金融機関、教育機関などが一体的に、そしてコレクティブに社会課題解決(社会的インパクト創出)に取り組むために実施した、「XKANSAIソーシャルイノベーションプログラム」(第1期)。ソーシャルイノベーションプログラムとは別のアプローチで、自治体の課題をより身近に感じていただき、官民連携を通じて民間企業が自治体の抱える課題を深く知り、課題解決策を検討・アイデア交換する場として、「XKANSAI共創チャレンジ」を開催しました。
※XKANSAIソーシャルイノベーションプログラムの開催レポートはこちらをご参照ください。
2025年2月17日にグラングリーン大阪のJAM BASE4階のカンファレンスルームを会場に、関西の3つの自治体(奈良県生駒市、滋賀県大津市、大阪府高石市)から、前半・後半の2回のワークショップの前にそれぞれの課題をリバースピッチしていただきました。
リバースピッチしていただいた課題は、ワークショップ開催に先立って登壇自治体と事務局との間で意見交換を繰り返し、民間企業にとって共創につながるような見せ方となるよう、「共創チャレンジシート」にまとめました。
自治体からのピッチの後に、参加者は、事前の参加申し込みの際に希望していただいた、自治体(課題テーマ)に分かれて各テーブルで課題解決に向けたアイデアを話し合いました。
ワークショップでは、事前に各自治体から共有のあった課題資料を元に、参加者が事前に考えてこられたアイデアを紹介していただいたほか、参加者同士のアイデアがその場で組み合わされ、相乗的な取組みアイデアにつながる場面もあり、参加者の社会課題解決に向けた熱意を感じました。
当日は、事務局が想定していた以上に多くの方にオブザーバー参加も含めてご参加いただき、注目度の高さを感じました。今回初めての開催ということもあり、運営面も含めてまだまだ改善の余地はあると感じていますが、登壇自治体のみなさま、参加者のみなさまの熱意を感じる開催となりました。
官民共創の第―歩として、それぞれの立場の違いを理解することは共創の実現には重要な要素だと感じます。
今後も定期的な開催を予定していますので、ご興味がありましたらぜひ次回以降のご参加をお待ちしています。
U-FINOは、拠点を置く、グラングリーン大阪のJAM BASEから次々と社会課題解決につながるムーブメントを起こしていくべく、今後も継続的に事業実施を予定していますので、ぜひご参加をお待ちしています。