REPORTS
レポート
2024年11月30日
オープンマインドを醸成する対話型イノベーションの場
イノベーションラヂヲ#16
「遊びは社会課題の処方箋」、大人も子どももごちゃまぜで学ぶイノベーション
2024年11月20日に、グラングリーン大阪北館 JAM BASE Syn-SALONにてイノベーションラヂヲ#16、『「遊びは社会課題の処方箋」、大人も子どももごちゃまぜで学ぶイノベーション』を開催いたしました。イノベーションラヂヲは、様々な分野の最前線で取り組む方々と、ラジオ感覚でインタラクティブにコミュニケーションをとりながら、参加される"リスナー"の皆さんのオープンマインドを醸成する対話型イノベーションの場です。
本イベントは、うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)が目指す、さまざまな属性の方がフラットに共創し、ともに作り上げていく"withイノベーション"実現の場とし、ラジオ番組のような雰囲気でゲストとリスナーが対話・交流を行います。第16回となる今回は、‟あそぶことは生きること"をフィロソフィーに掲げて、子どもの健やかな成長に『あそび』を通して貢献を目指す株式会社ボーネルンド 執行役員の池田 健二さんにゲストとしてお越しいただき、グラングリーン大阪のうめきた公園の中で、これまで手がけてきた輸入玩具 のショップや屋内遊び場とは異なり、「子どもの様々な『自分の好き』を称賛し応援できる居場所づくり」をコンセプトとした、新業態である「PLAYCUBE」を運営されている同社において、バイヤーとして20年にわたり定期的に海外に出向き、優れたあそび道具の開拓、開発、 海外メーカーとの協働に携わられている池田さんから新業態を立ち上げた背景や想いをお聞きしながら、これからの教育、生涯教育の在り方について、リスナーの皆さんと考えていきました。
当日は、ゲスト・池田さんとパーソナリティ・田名部真理さんの掛け合いで進められ、最初は池田さんがこれまで株式会社ボーネルンドに入社し、経験されてこられた販売や現在は全国に多数展開されているあそび場が誕生した背景などを中心にお話いただきました。その後、時代に合わせた様々な社会課題をあそびを通して解決するビジョンを達成するべく作られた、遊びを原動力にして幸せな人生を送る子どもを応援する場、そして固まった価値観を持つ大人が共育(共に育つ)できる、子ども・大人もごちゃまぜの居場所となる、新業態「PLAYCUBE」への想い、取組みについて、リスナーにとって新しい気づきに繋がる内容を多くお話しいただき、カジュアルな雰囲気で番組が進みました。リスナーからはラヂヲネーム付きで多数の質問が寄せられ、ゲスト・池田さんとの双方向の対話が実現されました。番組終了後には、交流の場が設けられ、ゲストとリスナー、リスナー同士などが活発に交流する様子が見られました。
U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。