REPORTS
レポート
2025年2月25日
「Ecosystem Link#21 presented by It's Sta.」を開催いたしました。
2025年2月25日に、グラングリーン大阪 北館 JAM BASEにて「Ecosystem Link#21」を開催いたしました。Ecosystem Linkでは、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.(Innovators & Trailblazers Synergy Station)のコンテンツの一つとして、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行っています。
Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらきに伴い中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第2、第4火曜日に定例開催し、複数コンテンツを組み合わせたGathering Dayとすることで、U-FINOが目指す多様な属性のプレイヤーが集う、"ごちゃまぜ"を実現いたします。
Session1では宇宙産業の現状とスタートアップispaceの成長ストーリーに焦点を当て、SPACETIDEの藤野氏は、地方自治体と連携した宇宙ビジネスの推進やエコシステム構築の取り組みを紹介。Midtownの中村氏は、ispace創業からHAKUTO-Rプロジェクト、組織のスケールアップ、IPOに至るまでの道のりを具体的に語りました。実践的な視点から、宇宙ビジネスの可能性と課題、そして次世代産業創出へのヒントが得られる貴重なセッションとなりました。
続くSession2のパネルディスカッションでは、JR西日本、IMV、立命館大学の関係者らが登壇し、宇宙産業に関わる意義や関西の製造技術がもたらす貢献可能性について議論が交わされました。
Session3では、宇宙輸送、スペースデブリ除去、宇宙素材開発など多様な分野のスタートアップ4社がピッチを行い、来場者の関心を集めました。クロージングセッションでは三井住友海上による「宇宙保険」の紹介が行われ、宇宙ビジネスのリスク管理にも注目が集まりました。
U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。