REPORTS

レポート

2025年6月18日

オープンマインドを醸成する対話型イノベーションの場
イノベーションラヂヲ#23
「おもしろがる力が社会の土台をつくる」自利利他と実践知のイノベーション

2025618日に、グラングリーン大阪北館JAM BASE Syn-SALONにてイノベーションラヂヲ#23、「おもしろがる力が社会の土台をつくる」自利利他と実践知のイノベーションを開催いたしました。
 イノベーションラヂヲは、様々な分野の最前線で取り組む方々と、ラジオ感覚でインタラクティブにコミュニケーションをとりながら、参加される"リスナー"の皆さんのオープンマインドを醸成する対話型イノベーションの場です。

 本イベントは、うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)が目指す、さまざまな属性の方がフラットに共創し、ともに作り上げていく"withイノベーション"実現の場とし、ラジオ番組のような雰囲気でゲストとリスナーが対話・交流を行います。

 第23回目となる今回は、「おもしろがる力が社会の土台をつくる」をテーマに、和歌山大学アントレプレナーシップデザインセンター副センター長・起業家精神涵養教育部門長の和田真治さんにお越しいただきました。

 南海電鉄で37年間にわたり、まちづくりや新規事業に携わった実績をもとに、現在は和歌山大学でアントレプレナーシップ教育に取り組まれています。

 和田さんは、起業支援にとどまらず「自分らしい人生を切り拓く力を育てる」教育の重要性を語り、挑戦と失敗のプロセスこそが学びであると強調しました。参加者から多様な意見や感想が寄せられ、深い共感が広がる時間となりました。
 特に印象的だったのは、和田氏が繰り返し語った「自利利他」の精神。「自分のため」でありながら「誰かのため」にもなる活動が、結果として社会全体のイノベーションにつながるという考え方は、多くの共感を呼びました。

U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。

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