2025年9月9日に、グラングリーン大阪 北館 JAM BASEにて「Ecosystem Link#34 presented by It's Sta.【JAM BASE１周年スペシャル】」を開催いたしました。Ecosystem Linkでは、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.（Innovators & Trailblazers Synergy Station）のコンテンツの一つとして、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行っています。

 Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらきに伴い中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第２、第４火曜日に定例開催し、複数コンテンツを組み合わせたGathering Dayとすることで、U-FINOが目指す多様な属性のプレイヤーが集う、"ごちゃまぜ"を実現いたします。

　34回目となる今回は、JAM BASE開業1周年を記念した特別編で、「グローバル×スタートアップ」をテーマに、9月17日-18日に大阪・関西万博会場内にて開催の「Global Startup EXPO 2025」、9月16日-17日に大阪駅前のグランフロント大阪にて開催の「Tech Osaka Summit 2025」のサイドイベントとして実施いたしました。

Session1「海外エコシステムの今」では、アメリカ・オーストリア・スイスのスタートアップ支援者が登壇し、現地エコシステムの最新情報や日本企業との連携事例を紹介。各国の支援体制やスタートアップ文化の違い、また大阪・関西への期待についても語られ、参加者から多くの関心を集めました。

　Session2では、島津製作所と阪急阪神不動産によるパネルディスカッションが行われ、海外スタートアップとの連携事例をもとに、共創のきっかけや社内調整の工夫、文化的なギャップへの対応など、リアルな課題と成功のヒントが共有されました。

　Session3は海外展開を進める注目スタートアップ4社によるピッチ。医療・DX・サステナブル・セキュリティ分野の最新技術やサービスが紹介され、参加者とのネットワーキングも盛況となりました。

　U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。