2025年10月28日に、グラングリーン大阪 北館 JAM BASEにて「Ecosystem Link#36」を開催いたしました。Ecosystem Linkでは、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.（Innovators & Trailblazers Synergy Station）のコンテンツの一つとして、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行っています。

 Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらきに伴い中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第２、第４火曜日に定例開催し、複数コンテンツを組み合わせたGathering Dayとすることで、U-FINOが目指す多様な属性のプレイヤーが集う、"ごちゃまぜ"を実現いたします。

　36回目となる今回は、「エンタメ×スタートアップ」をテーマに、エンタメ産業の最前線で活躍する企業・スタートアップが集い、セッションとピッチを通じて新たな連携の可能性を探りました。

　Sesssion1ではテレビ西日本の尾野上 敦氏、オーエス株式会社の永井 啓太氏が登壇。テレビ局や映画館が地域に密着し、スタートアップと連携する取り組みを紹介しました。オープンイノベーションプログラム「Pit@t2024」や、地域拠点を活かしたエリアマネジメントなど、地域と共に価値を生み出す事例が紹介されました。

　Session2では、エンタメ業界で投資やスタートアップ共創を進めるお二人が登壇。投資判断の背景や協業事例、スタートアップとの日々のコミュニケーションなど、実務に基づいたリアルな取り組みを共有しました。エンタメ産業を支える新しい資金と連携のかたちに注目が集まりました。

　Session3のスタートアップによるピッチでは、ドローンショーで知られる株式会社レッドクリフをはじめ、XR、まちづくり、写真クリエイティブなど多彩なエンタメスタートアップが登壇。それぞれの挑戦とビジョンを発表し、参加者との交流が活発に行われました。

　U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。