REPORTS

レポート

2025年11月19日

オープンマインドを醸成する対話型イノベーションの場
イノベーションラヂヲ#27
「前提を変えれば、世界は面白くなる」視点を選びなおすイノベーション

 2025年11月19日に、グラングリーン大阪北館JAM BASE Syn-SALONにてイノベーションラヂヲ#27、「前提を変えれば、世界は面白くなる」視点を選びなおすイノベーションを開催いたしました。
 イノベーションラヂヲは、様々な分野の最前線で取り組む方々と、ラジオ感覚でインタラクティブにコミュニケーションをとりながら、参加される"リスナー"の皆さんのオープンマインドを醸成する対話型イノベーションの場です。

 本イベントは、うめきた未来イノベーション機構(U-FINO)が目指す、さまざまな属性の方がフラットに共創し、ともに作り上げていく"withイノベーション"実現の場とし、ラジオ番組のような雰囲気でゲストとリスナーが対話・交流を行います。

 第27回目となる今回は、大阪大学 産業科学研究所 教授の永井健治さんをゲストに迎え、"前提を疑う"という研究姿勢をテーマに、参加者と共にイノベーションの本質を探る対話が行われました。
 幼少期からものづくりに魅了され、生命現象を「精密に設計されたしくみ」と捉えて探究してきた永井さんは、生物発光の研究を「光る植物で街を照らす」というビジョンへ発展させ、研究と社会実装を横断する挑戦を続けています。トークでは、科学の結果だけでなく"問いの立て方"の重要性や、異分野との対話が革新を生むことを具体例とともに紹介。会場ではラジオのような親しみやすい雰囲気の中、参加者も議論に参加し、普段とは違う考え方に出会える時間となりました。

 U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。

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