REPORTS
レポート
2025年12月9日
「Ecosystem Link#39 presented by It's Sta.」を開催いたしました。
2025年12月9日に、グラングリーン大阪 北館 JAM BASEにて「Ecosystem Link#39」を開催いたしました。Ecosystem Linkでは、スタートアップ、事業会社の新規事業/オープンイノベーション担当者、金融機関、士業、行政、支援機関など、イノベーションに挑戦する方々が集い、情報や技術・知識等を共有し、自ら発信していくコミュニティであるIt's Sta.(Innovators & Trailblazers Synergy Station)のコンテンツの一つとして、スタートアップ・エコシステムに関するセッションと注目のスタートアップのピッチを行っています。
Ecosystem Linkはグラングリーン大阪の先行まちびらきに伴い中核機能施設「JAM BASE」にて毎月第2、第4火曜日に定例開催し、複数コンテンツを組み合わせたGathering Dayとすることで、U-FINOが目指す多様な属性のプレイヤーが集う、"ごちゃまぜ"を実現いたします。

今回のテーマは 「広域関西のスタートアップエコシステム」。
Session1では、大阪・神戸・京都の行政担当者が登壇し、万博を経て高まった関西への注目や、各都市の文化・産業・研究基盤を活かした最新施策が紹介されました。また、2026年以降を見据えた三都市連携や、グローバル視点でのエコシステム構築について議論が交わされました。


Session2では、奈良・和歌山・鳥取の担当者が、小規模地域ならではのスピード感ある支援や、地域資源を活かした独自モデルを紹介し、広域連携の可能性についての意見交換が行われました。


Session3では、関西・西日本を拠点に挑戦するスタートアップが登壇し、観光DX、女性活躍支援、教育・人材DX、医療通訳、シェアサイクル、海洋テックなど多様な領域から革新的な取り組みが紹介されました。それぞれが関西・西日本で事業を展開する理由や、行政との連携ポイント、地域特性を活かした成長戦略を語り、来場者に具体的な共創イメージを提示しました。また、VCや金融機関によるフィードバックも行われ、実践的な視点から事業の可能性が議論されました。


U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、目的の共創や仲間づくりを行う場づくりをすすめます。