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健康・ヘルスケア
大阪大学 産業科学研究所
シリコン製剤による体内水素発生と酸化ストレス性疾患の防止
呼吸や代謝により、活性酸素、特に活性酸素中最も酸化力が強いヒドロキシルラジカル(OHラジカル)が体内で発生します。OHラジカルは、DNA、RNA、脂質等を酸化・変質して、多くの疾患を発症させます。シリコン製剤は胃では反応せず、腸内で水分と反応して水素を24時間以上持続的に発生させます。シリコン製剤の摂取によって、酸化ストレスが低減して抗酸化力が向上します。大阪大学大学院医学研究科との動物実験から、シリコン製剤は慢性腎不全やパーキンソン病等、酸化ストレスが大きな原因となり発症する疾患を防止できることを示すデータが得られています。また、糖尿病、アトピー性皮膚炎その他の炎症の治療が可能であることが示されています。
シリコン製剤を創製した大阪大学産業科学研究所では、2022年4月から「シリコン製剤創製・物性学寄附研究部門」が設立され、数多くの産学連携が展開されています。最新の情報を会場で展示致しますので、ぜひとも会場で関係者との意見交換ができればと考えております。