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産学連携
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
近赤外カラー眼底カメラ
眼底は人の体の中で唯一、非侵襲で血管を観察できる部位であり、眼疾患だけでなく、高血圧や糖尿病などの生活習慣病との関連が認められています。医療機関で使用される眼底カメラでの撮影は、眩しい可視フラッシュ光を用いるため、訓練された医療従事者により行われます。奈良先端大では、近赤外線を使うことで眩しくなく、ホームヘルスケア用途に適した眼底カメラを開発しています。今回、3波長の赤外線により得られる画像を合成することにより、カラー画像の取得が可能な小型眼底カメラを展示いたします。試作機を使用して、眼底の自撮りをデモンストレーションいたしますので、ぜひご覧ください。