スタートアップにとって、大企業や中堅企業との連携(アライアンス)は、自社の優れた技術シーズを事業化し、成長を加速させるための重要な選択肢ですが、有望な連携先を見つけるための情報が不足していたり、効果的な提案の仕方が分からず、連携に至らないケースも見受けられます。
そこで本事業では、特許情報を活用した新たな支援スキームを導入します。特許情報は、技術や市場の動向を把握するうえで非常に有効であり、偶然に頼ることなく、連携可能性の高い企業を探索する有力なツールとなります。さらに、特許情報等をもとにした提案は、相手企業のニーズに合致しやすく、スタートアップから大企業等への効果的なアプローチにつながると期待されます。
本事業を通じて、スタートアップのオープンイノベーションを後押しする仕組みを構築・定着させることをめざします。
(本事業は「令和7年度中小企業等知的財産支援地域連携促進事業費補助金(中小企業等知的財産支援事業)」の支援を受け実施しています。)