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レポート

2024年7月30日 U-FINO

「次世代リーダーに求められる”想い”の伝え方とは?」第4回Umekita Potを開催しました!

 2024年7月7日 グランフロント大阪 ナレッジキャピタル 都市活力研究所にて、うめきた発イノベーション創出を担う、Z世代/U30世代育成を目的とし、第4回Umekita Pot「次世代リーダーに求められる”想い”の伝え方とは?」を開催しました!
(第3回開催レポートはこちら)

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 本イベントは、日本経済新聞社 大阪本社と、「Z世代/U30×産官学民」をテーマに全国的に活動する、一般社団法人Re-Generatioinと連携して実施されました。

 当日は、「正確な情報を伝えて読み手の心に響く記事を作成すること」をテーマに、①日本経済新聞社の記者によるレクチャーと、②実際の取材を元に記事を書くワークショップの2パートで実施されました。
 参加者・メンターを含めて、20名ほどが参加しました。

①レクチャーパート:面白い記事の書き方を知り、読み手へ”想い”を伝える方法とは?/専門的な知識を身につけ、質の高いワークショップに繋げる。

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 まず、日本経済新聞社大阪本社 記者である倉本吾郎氏より、「”想い”の伝え方」をテーマにレクチャーを実施しました。

 取材の重要性についてお話をいただき、話しやすい場作りから、質問の順序、面白い話を引き出すテクニックなどの紹介がありました。「記事の執筆は取材が8割」という言葉が印象的でした。
 また、情報を正確に伝えるための、記述内容や文章構成についても、実例も交えながらレクチャーしていただきました。
 取材から執筆まで、記者現場で培われた実践的なノウハウを獲得しました。

②ワークショップ:U30世代に”JAM BASE”の魅力を伝えるための記事を作成 / 取材から記事執筆まで実践的なワークショップを開催。

 ワークショップは、「1)質問考案、2)模擬記者会見、3)個人で記事執筆、4)グループ全体で記事作成、5)全体発表&フィードバック」の順で行いました。

1)質問考案では、模擬記者会見に向けて、グラングリーン大阪やJAM BASEに関して、一般に公開されている情報をもとに、グループで質問を考えました。レクチャーで学んだことを生かして、質問内容などを工夫しました。

2)模擬記者会見では、グラングリーン大阪の担当者として、U-FINOの渡邉が登壇し、参加者が質問を投げかけました。参加者全員が積極的に質問を行い、さながら本当の記者会見のような緊張感が生まれました。

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3)次に、模擬記者会見で得た情報をもとに、個々人で記事の執筆を行いました。限られた時間の中で、何を伝えたいのか、どんな情報を載せるかなど、頭を悩ませながら手を動かし、記事を完成させました。

4)その後、チーム内で最も魅力的だった記事を、最終発表に向けてチーム全体で推敲しました。各メンバーが書いた見出しや文章表現など、読者の目に留まりそうな部分を代表記事に反映させ、より魅力的な記事作成を行いました。

5)最終発表では、各チームから、記事の発表を行いました。記事の見出しや、工夫した点などを発表し、倉本氏より直接フィードバックをいただき、より良い記事を書くヒントを獲得することができました。

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【参加者の声】
・記者会見は初めての経験で楽しかったです!!1対1の対談形式での取材も経験してみたいです!
・JAM BASEに関して初めて知ったが、記事を書く中でぜひ訪れたいと思った。
・質問やまとめる力など、自分に足りないスキルや知識が身についた。
・本物の記者から自分の書いた記事のフィードバックが頂けてうれしかった。

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 今回も、次世代のうめきたを担うZ世代/U30が、短時間で、プロから「想い」を伝える技術について学び・構想する機会を設けることができました。

 U-FINOは引き続き、異なるバックグラウンドを有する多様な関係者が、共創によりイノベーションを起こすためのオープンな対話を促進します。フラットな対話を通じて、地域を舞台にイノベーションを起こすための、共創の場づくりをすすめます。

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