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CONTENTS
出展内容
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展示
京都府立医科大学
技術シーズ、産学連携の事例紹介
取り組み概要①
京都の北部の丹後地域は、満100歳以上の割合が全国平均より多く、日本有数の長寿地域として知られています。「なぜ丹後地域には健康長寿の高齢者が多いのか?」65歳以上の方を対象に疫学調査「京丹後長寿コホート研究」を行なっています。丹後地域の食生活、生活習慣などから、健康長寿を実現するためのヒントを探っています。
取り組み概要②
認知症等により意思決定能力が低下した人の金融取引の課題や日常生活への支援の在り方など、意思決定におけるトラブルを防ぐため、支援方針の提言やサービス開発に取り組んでいます。
取り組み概要③
65歳以上の方を対象に、身体活動量と骨密度との関わり、うつ状態との関わりを分析しています。百寿者の健康のために、身体活動量をできるだけ増やすことの重要性が高まっています。
取り組み概要④
65歳以上の方を対象に、フレイル(加齢による心身の衰え)と腸内細菌の関わりを分析しています。
取り組み概要⑤
8020達成者と8020未達成者を対象に、80歳以上の方の歯の数と口腔機能の関わりを分析しています。口腔内のトラブルを引き起こす様々な要因について検討を重ねています。
取り組み概要⑥
健康長寿のためには食事が重要で、適切な栄養摂取は健康維持に欠かせない。また食事が健康に与える影響は多岐に渡るが、特に『糖尿病』は血糖値のコントロールが不適切になることで起こる病気で、慢性的な高血糖は様々な健康問題を引き起こす。食事は血糖値にダイレクトに影響を与えるため、予防や管理の観点からも、より食事の重要性が高まっている。また健康長寿にかかわる重要な要素として『虚弱性・フレイル』が注目され、健康な状態と要介護状態の中間、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態を指す。ほか『サルコペニア』も高齢に伴い筋肉量が減少していく現象であるが、糖尿病などの疾患は筋肉量減少に関与することが明らかとなっている。そのため、内分泌代謝内科学教室では、動物実験のみならずヒト試験を実施し、糖尿病のみならずサルコペニア、フレイルの研究も継続している。